続・東京北区・王子の狐行列
行列当日の内容としては、大晦日午後11時より、装束稲荷にてかがり火を焚き、
王子狐囃子連によるお囃子の中、衣装を整えたお使いの狐達が続々と集まっ
て来る。除夜の鐘を合図に、新年の儀として鏡割りを行い、行列は出発する。
見物に集まった人達(約7,000~9,000人)には、お面などの販売や大道芸、
甘酒、振る舞い酒などで楽しんで頂く。人が狐に変身・・・ 若者を先触れに
お狐様、子狐囃子、それぞれの参加者が紙製の裃や狐面を身に付け、
小田原提灯を下げて、王子稲荷を目指し歩き始める。
道路の両側の見物客や交通整理の警察官共々、ゆっくりと行列は進み、途中
王子稲荷参道入口では、道案内が代わる交換の儀が行われ、稲荷道を進ん
で行く。
王子稲荷に到着して次々に参拝、神楽殿にて王子狐囃子が奉納され、老若
男女みんなで新年を祝う、という流れになっているらしい。でも12月31日とも
なれば冬の真っ只中。深夜は相当冷え込むよね(泣)。
王子稲荷のご祭神は、宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)、宇気母智之神
(うけもちのかみ)、和久産巣日神(わくむすびのかみ)で、厄除け・災難除け、
火防・商売繁盛の神様だそうな。
ここのもう1つの名物として、狐穴に上る階段の脇に「願掛けの石」がある。
「願い事を念じつつ持つ石の軽重により、御神慮が伺えるといふ」と書か
れてあり、石の幅が約40cmくらい、重さはどれくらいだろうか?
私は昔、王子稲荷へ初詣に出かけた際、この「願掛けの石」を持ち上げた
事がある。単なる好奇心からだったが、コレがかーなーり蛇(=Heavy)なん
だよ! 30~40kgはあるのかなぁ。間違っても下に落とせないので、とに
かく持ち上げて座布団の上に戻す事に必死になってしまい、とーとー願掛
けを忘れてしもーた。意味ないぢゃん(笑)
王子稲荷の近くには「名主の滝」もあるでよ。一度、来てみんしゃい♪
さて、ここで問題♪チャチャ(←懐かしいアメリカ横断ウルトラクイズ風)。この神社は都内の某所にあるのですが、一体どこでしょう? 当たったヒトは、かなりの神社通、いやマニアだね(笑)