外野はしょせん無責任
「外野はしょせん無責任」
何をやっても、やらなくっても、必ず「意見」を言う奴はいます。
あなたが「何か」をやろうとした時に、意見を聞く人は、よっぽど
考えてから選んで下さい。
人が何かをしようとする時に、必ず外野から口を出してくる人は
こう言います。
「悪い事は言わないから、そんな事は止めた方がいい」
では、この人は本当に本質がわかって、止めているのでしょうか?
仮にあなたが、野球のピッチャーだとします。
1対0で勝っている試合の、9回裏、2死2、3塁。
相手バッターは4番。監督とキャッチャーのサインは敬遠。
あなたもそれがいいと思っている。
ここであなたは、スタンドで「勝負しろー!」と叫んでいる
酔っぱらいの言う事を聞いて、勝負しますか?
これが仮に、監督やキャッチャーから「勝負」のサインが出ていたり、
自分で勝負したくて投げて、その結果打たれたなら、納得もできます。
でも、外野の言う事を聞いて、うまくいかなかったとしても、外野は
責任なんか取ってくれません。
それが、「外野」というものです。
「私は外野の言うままに流されてきたおかげで、こんなに幸せに
なっています」
なんて人間、見た事も、聞いた事もありません。
まずは、自分のやりたい事は自己責任でやってみる。
周囲の雑音は耳にいれない。
その上で、「やるかやらないか?」ではなく、「こんな事をやりたい
ので、どうやったらいいか?」を真剣に一緒に考えてくれる人を
探していきませんか?
それこそが、本当のアドバイスというものです。
/佐野 隆一