坐禅④

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前半の初心者研修(?)が終わると、後半は本堂に行き、ベテランの人達と
混ざって坐禅を組む。といってもベテランは数人なので、全員併せても10人
ほど。本堂にストーブはあるが、やはり寒い。その上、裸足なので、もう
カラダがこわばるこわばる。だが、隣のおじーちゃんは何のその。裸足で
見事な結跏趺坐(けっかふざ)であった!

しばらくするとお待ちかねの長作・・・じゃなくって警策(きょうさく)タイム。
坐禅名物、あのパシッとくるアレですよ、アレ! 警策棒(←正式な名称
を知らない)は掃除機の附属品ノズルを髣髴させ(笑)、先が平たくなっ
ている。パシッとスゴい音がするんだよね。

坐禅中に眠くなったり、姿勢が悪かったり、心がまとまらなかったりした
時は、警策で肩を打ってもらう。警策は「聖僧様(=文殊菩薩)」から頂く
ものと思って下さいとの事。警策は自分から進んで打ってもらう方法と、
直堂(じきどう:堂内を監督し、警策を行ずる役)が励ましたり、また引き
しめるために打ってくれる方法と2通りある。

後ろから小声で「まず合掌して下さい。右肩に軽く警策を当てますので、
首を左側に傾けて受けて下さい」と言われたので、ドキドキして待って
いた。このお寺の場合は、順番に回って来るので、ココロの準備ができる(笑)。

未空母は「警策は痛くないと聞いてたけど、あれだけ大きな音がするから、
どんな感じなのかと思っていたら、大した事はなかったわよ」と言っていた。
うーむ、でも痛くないっていうのはウソだと思う。右だけだとバランスが
悪いから、左もついでにお願いしたいんだけど、左肩はやらないんだよね。

ってオイオイ、マッサージじゃないんだからさ(笑)
20060207

ナマ拳、その他のスケジュールはこちら

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