夢エール in 横浜パシフィコ
このイベントに誘われたのは、春日部で行われた「アホマガ
祭り」がきっかけだった。その後の飲み会で、栃木県下野
(しもつけ)市でラーメン屋さんを経営されている「麺屋
穂華(ほのか)」の野沢賢司さんと名刺交換をした際、
「素晴らしいイベントなので、是非来て下さい!」と言わ
れたので、今回チケットを取って頂いた。
そもそも夢エールとは、有限会社てっぺん代表取締役の
大嶋啓介さんが発行しているメルマガのタイトルで、その
第1回の会員イベントが今回、横浜パシフィコで行われた
「夢エール」だった。
私はお酒が全く飲めないので、居酒屋にはほとんど行か
ないのだが、この「てっぺん」は居酒屋業界はもちろん、
飲食業界でも超有名なお店だそうな。
あの飲み会の席で、賢さんに相当気合が入っていた理由が、
当日わかった。ぬわ~んと賢さんは、夢エール読者の夢を
募集し、10人を入選、その内3名を夢エール大賞に選ぶと
いう、その大賞に見事選ばれていたのだ。おめでとうござ
います! 最初から知っていたら、お花でも持って行った
のに・・・
その輝かしい晴れ舞台である夢エール大賞の発表で、賢さ
んが穂華をオープンさせた時の汗と苦労と涙を初めて知った。
まだ小さい息子さんをおばあちゃんに預け、奥さんやスタ
ッフ一丸となって、寝る間も惜しんで働く日々。と同時に、
それは客からのクレームや罵詈雑言と闘う日々でもあり、
お店を開けるのが怖かったと言う。
それはそれは血の滲むような大変な苦労で、飲食店経営の
理想と現実を思い知らされた。スクリーンに当時の賢さん
の思いが、文字で映し出されるのだが、ここで辞めたら、
今までの苦労が全て終わってしまう。ここで踏ん張らな
ければ、何もかもが壊れてしまう。折れそうな心を抱え、
何度逃げ出そうと思ったか。
ある日、とうとう我慢しきれず、奥さんが「もう、嫌!」
と子供のように泣き出した・・・ こんなに波乱万丈な
ストーリーが展開されているのだから、奥さんも当時を
思い出しながら、うるうるしながらスクリーンを見てい
たのだろうと思いきや、現実は違った。
賢さんはサプライズのために、何も知らせていなかった
ため、奥さんと息子さんは、コンビニでスパゲッティー
を食べていたのだ(笑)。賢さんのスピーチが終わった
頃に、奥さん達は会場に戻って来て、感謝の手紙を読む
というサプライズもできず・・・
賢さん、人生にハプニングは付きもので、これは次回、
もーーーっとカッコイイところを見せられるチャンス!
それまで楽しみにお預けワン(笑)。
今回は穂華の赤い手拭いを頂き、ありがとうございま
した。情熱の赤にスイッチ・オン! 私も顔晴りますっ!