続・地球上最古の聖典「Veda(ヴェーダ)」
別々の友人から届いた共通のヴェーダ情報。これは本当に有り難かった。セミナーの
内容もかなり充実しており、YOGAは必須コースになっている。最初に興味をそそられ
たのは、講師がインド人だった事だ。1973年生まれの彼は、大学でサンスクリット語
とインド哲学を主席で卒業し、別の大学でMBA(経営学修士)も取得している。こう
いう人って、バランスいいよねぇ。
今日は、9月から毎月行われる計4回のセミナーのガイダンスで、今まで興味はあった
けど、なかなかヴェーダについて学ぶ機会がなかった方や、すでにYOGAをされてい
る方も、是非インドに伝わる本物のヴェーダやYOGAを知って下さいと言うだけあって、
参加費1,000円のプレゼント付きだ(笑)。
PM6:30過ぎ、六本木通り沿いを渋谷に進むと地図にあるのだが、徒歩10分という
セミナー会場までなかなか辿り着けない(泣)。いつもの事だが、方向痴呆の私は
だんだんココロ細くなってきた。でも、歩いてみよう。とりあえず進もう。ヴェーダが
私を待っている。ようやくHobson’sが見え、ホッとした。
参加者は40人を超えるぐらいで、男女比は1:9、30~40代が中心か。PM7:00過ぎ、
メガネをかけ、白いパンジャブスーツを着た若い男性が現れた。いかにも高等教育
を受けた上流階級のインド人といった感じで、知性は顔に出るのねぇ、はぁ~と
ため息がもれる。もちろん通訳はいるのだが、先生は全て英語で説明する。
この発音のクセは私がSan Diegoにいた時、同じクラスだったファザコンのアラビ
ック男を思い出させた。黄色のスポーツカーを乗り回し、飽きるとすぐに買い換え、
パパのカードで皆に奢り(←というよりタカられてたね)、巻き舌バリバリで「フォ
ルファルザル」と言われた時は全くの意味不明で、後に「For father」と判明(笑)。
そっか、イタリア語と同じでRを全て発音するのか。アエロポルトは「Air port」、
パッサポルトは「Passport」など、おかげで発音のクセを学ぶ事ができたっけ。
今になって生かせるとは思わなんだ(笑)。
「インド人で一番有名な人は誰ですか?」と先生が聞くと、「ガンジー」「ブッダ」
ぐらいしか名前が出てこない。私は「タイガージェット・シン」と心の中で叫んだが、
口には出さなかった(笑)。「それはクリシュナです。ほとんど日本で名前を知ら
れていないので、クリシュナについてお教えします」と言う。
5,000年前に生まれたクリシュナは、大いなる存在(神)が100%目覚めた状態のまま、
人間の姿で現れた神の化身。多くの人にバガヴァッド・ギータを神自らが伝えるため
に現れたという。このギータの内容には、古今東西の聖典に書いてある事は全て
含まれており、その上、他のどの聖典にも出ていない事が至るところに散りばめら
れている完全な「神の科学」であり、「東洋の聖書」とも呼ばれている。
私は昔話や民話、神話系は大好きなんだよね。以前は旅行に行くと、その地方の
昔話の絵本とかを自分のお土産に買ってたし、プラネタリウムで「ギリシャ神話
特集」とかあると、ついつい行きたくなる。
求めよ、そうすれば与えられる
探せ、そうすれば見出す
叩け、そうすれば開かれる
求める人は受け
探す人は見出し
叩く人は開かれる
とにかく今はヴェーダを知りたい、聴きたい、学びたい。それもできるだけ広く深く・・・
インド人もビックリするくらいガンガン叩きまくるので、先生、夜露死苦(笑)