瞑想2nd Stage最終日 in 東京・自由が丘
自由が丘の会場に着くと、ヨガマットが所狭しと並んでいた。えっ、こんなに本格的
にやるんだったの? 私は小学生の頃からカラダが固く、マット運動が超苦手だった。
跳び箱は未だに飛べないし、でんぐり返しはできるものの、後ろ返りができず、
いつも隣の女の子にぶつかって「未空ちゃん、痛~い」と顰蹙をかっていた(笑)。
ヨガの体操に入る前に、まずはインド六派哲学の説明から。私はヴェーダを学ぶ
ようになって、自然とインド哲学に興味をもつようになった。なぜなら、「私が
宇宙であり、宇宙は私である」という教えに共感したからだ。
インドの哲学者達はおよそ3,000年にわたって、一貫して「自己」と「宇宙」とが、
本質的に同一であると訴え続けてきた。そこで「初めてのインド哲学(立川武蔵
著:講談社現代新書刊)」をアマゾンで買ったのだが、これで初めてレベルな
ワケ?っちゅーくらい難解で、何度読んでもアタマに入らなかった(泣)。
青山先生は「瞑想をやっていれば、わかるようになりますよ」と言うが、そもそも
知識レベルが違うんだからさぁ。「いいえ、私には絶対ムリだと思います!」と
キッパリ反論しておいた(笑)。
YOGA(ヨーガ)とは体操で有名だが、元は「結合・統合」という意味で、インド六派
哲学の中の一派だ。3~4,000年前からあったらしい。今、ブームになっている
ハタ・ヨーガの「ハタ」とは、HA=陽(太陽)、THA=陰(月)を表し(←へぇへぇへぇ
へぇへぇへぇへぇ(笑))、体操、呼吸方等によって、陰陽を統合する技術を指す。
瞑想前にヨーガをやると良いらしい。というのも、先に粗雑な事をしておけば、
何らかの不調がある程度、解消できるからだそうな。前屈、背中立ち、肩立ち、
コブラのポーズ、バッタのポーズ、ガス抜きのポーズetc.を教えてもらったが、
「死骸のポーズ」以外、カラダの固い私にはとてもとてもムリで、唯一できそ
うなのが、ヨーガではない「ゴロンゴロン(←勝手に未空命名(笑))」。
頭を床につけた状態で、両足を抱え込んで、ゴロンゴロンと左右に転がる。これ
を10往復。気分は変形起き上がりこぼしで、私の瞑想前の準備体操に決定(笑)。
それにしても、ヨーガは身体的にはハードで、歳をとってからじゃ始められない
と思ったよ。基本的に若いヒト向けだね。しみじみ・・・ 昼食後は心と体の
関係についてより深く学ぶため、アーユルヴェーダのドーシャ理論、及び更に
精緻なサブ・ドーシャ理論等を学ぶ。
それにしても、私の飽きっぽさはヴァータ(風)体質、お腹が空くと機嫌が悪く
なるのはピッタ(火)体質、脂肪をため込むのはカファ(水)体質etc. 一番
何が優性なんだろ(笑)? 脈診を受けてみたいなぁ。
皆で瞑想をした後、個人面談で終了となる。ホワイトボードに名前が書かれる
のだが、なぜか私だけは「空庵」になっていた(笑)。宣伝して頂いて、どうも
ありがとうございます! だが、私の名前は永遠に覚えないと思う(笑)。
私の順番はブービー。修行僧曰く「ミックーでしたっけ?」「いいえ、Mikuです、
ってどーでもイイんですけどぉ」。そーいえば、昨日は「空庵ちゃん」とも呼ば
れたような(笑)。色々と勉強になって楽しかったです。充実した2日間をどうも
ありがとうございました!