今回のクリアリングで新たに冬物のコートやシルクのドレス、コートの毛皮の襟など
を洗う必要が出てきた。放っておけばやがてシミになるだろう。1日も早く出さねば。

未空家から一番近いクリーニング店が、衣替えシーズンで30％Offキャンペーンを
やっていた。かなり迷ったが、いつものクリーニング屋に行く。そう、デーモン未空
がアンサンブル代をせしめたアノ店だ。ココは知る人ぞ知る、かーなーりアバウト
なパートさんの巣窟でもある（笑）。

かなり前の話だが、「カーディガンって普通、襟が付いてますよね？」「えっ、そう
なんですか？」「襟が付いてると、カーディガンになるんですけど、そうでなければ
セーター扱いなんですよね」「はぁ～」。もちろんカーディガンよりセーターの方が
料金は安い。ってコトは、ここで私が一言「そうですね」と同意すれば、目の前の
アンサンブルの山は、ほとんどセーター料金になるのか。

おばさんとの沈黙の時間が過ぎていく。「これってセーターですよね？」と最初に
口を開いたのは、意外にもおばさんの方だった。「えぇ、そうですとも♪」「そうです
よね」「はいはい、そうですその通りですぅ」と言うや否や、ピッピッとセーター
料金が打ち込まれていく。さーらーに12：00～15：00までに持ち込むと、全品50円
引きという太っ腹。一瞬、本当にコレでいいんだろうかと思ったものの、誘導尋問
を仕掛けたのはおばさんの方だし、彼女がO.KってゆーんだからO.Kなんだよ（笑）。

また、この店は仕上がり当日に引き取りに行ったり、ハンガーを10本持って行くと
50円券をくれるのだが、ほとんど数を数えず、パートさんの気分で50円券の枚数が
決まる、と未空母から新情報をGetした。私は弁償事件があったにもかかわらず、
懲りずに通っているので、一番若いパートのお姉さんとはすっかり顔なじみになった。

だから、いつ引き取りに行っても50円券をもらえるという既得権付き。お客として
は大変有り難いが、営利目的の企業としてはいかがなものか（笑）。でも、潰れず
に生き残ってるんだから、結果オーライってコトで。実は今回、ものスゴーいキャン
ペーンをやっていた事を私は露ほども知らなかった。「えーと、お客様のカードは
ですねぇ。あっ、当てはまってますよ。使えます使えます」。

ぬわ～んと会員番号が1600番までなら、クリーニング代半額という。やったー！　
超うれしい！　初めて見るパートのおばさんは、「コレって安すぎるわよ。働い
てる私が言うんだから間違いないわね。普通、シルクのドレスだけでこれぐらい
はかかるわよ」「ですよね。ありがとうございます」「コートの毛皮の襟は外注
だから高いわよ」「おいくらぐらいでしょうか？」「そうねぇ、3,000円・・・いや、
もっと。3,500円以上見といた方がいいわね」「えーっ、そんなにするんですか？」
「もったいないからやめときなさい。風合いも変わっちゃうわよ」「はぁ～、
それならいいですぅ」とどっちが客なのかわからない、タメ口バリバリの
庶民派だ（笑）。合計8点で2,221円也。だから、この店はやめられない（笑）