災難
数えたら7枚もあるじゃないか。それにシルクのワンピまで。もう限界だった
(←プロジェクトX風(笑))。アイロンが超苦手な私。「不器用ですから」
by 健さん。最近のブラウスを選ぶ基準は、アイロンかけがいらない事!
やっぱ素材は綿が気持ちイイ。でも、これじゃいつまでたっても片付かない
じゃん。自分の苦手な事は、お金を出してプロに任せる。やはり餅は餅屋
だと思い、未空御用達店ことアバウト&Funkyなクリーニング屋にお願い
する事にした。
受付には例のタメ口を聞くパートのおばちゃんがいて、目の前で豪快な
クシャミを連発し、思わず吹き出してしまった。ほとんどスッピンだし、
ちょっと鬼嫁入ってるな(笑)。
「シャツ・ブラウスは高いわよ」「いーです。もうまとめてやって下さいっ」
「これ、麻が入ってるわね。ちょっと縮むかもしれないけどいい?」「ハイ、
大丈夫です」「こーやって素材を確認しなきゃダメなのよね」「はぁ~。まぁ
素材によってもずいぶん違いますから」「そうでしょ。こーやって一言、言っ
とけば良かったのよね。でも、今の若い店員ってそれがわからないから。
アレ、持ち込まれちゃってさ」と奥にあるジャケットをけだるそうに指した。
「アンタ(←手首を振るおばちゃん特有のアクション付き(笑))、弁償よ
弁償。素材が麻でさぁ、縮んじゃったんだって」「ひぇぇぇぇ~」「いくら
すると思う?」「さぁ~。ちょっと見当つきませんね」「(口の脇に片手を
当て)46000円よ!」「うわーっ、ホントですか? 大変だぁ」「そうよ、
大変よ。Yシャツ何百枚かければいいのって感じで、もう参ったわよ」
「そうですよねぇ。ものスゴい損失ですよね」「そうなのよ。この店も大変
なんだから」「いやいや、ご苦労様です。ホントに」ってオイオイ、客が
なだめてどーすんだよ(笑)。だから、この店は止められないAgain♪