Adam Kadmon
私がもう何年も愛読しているメルマガの作者は、「潜在能力が目覚める能力開発瞑想法」
を実践しており、最近とても身近に感じられるようになった。彼は元々ボクシングを
やっており、苦しい減量やトレーニングの過程で瞑想に目覚めたヒトだ。精神世界系は
元より、ヨガや武道にも精通し、そのオタク度が私にはたまんない(笑)。ついつい
ハマってしまうんだな、コレが!
そんな彼のメルマガで、初めて聞いた「Adam Kadmon(アダム・カドモン)」とは、
旧約聖書の創世記に出てくる、アダムとイヴが別れる前の状態の事らしい。アダム
とイヴもまた、イザナミ・イザナギと同じ意味を表しており、最初はアダム・カドモン
(完全なる人間・陰陽の統一体)だったのが、男性アダムのあばら骨から女性イヴ
を作った事により、アダムとイヴ(陰極と陽極)に分けられた。
アダム・カドモンは、東洋的にいえば天地合一、解脱、悟り、心身統一の状態を指し
ており、これらの言葉は強調する事は違っても、本質的には全て同じ意味を指して
いる。聖書のヨハネの黙示録には、7つの教会や7つの封印、ラッパ等が出てくるが、
これらはオルフェウスの音楽と同じで、人体の脊髄中枢のチャクラが開発される描写
を書いており、それら全てが開花するとアダム・カドモン(アダムとイヴが分かれる
前の完全なる人間)となる。これは、日本語でいえば心身統一、三昧、悟りの状態
を指している。
ちなみに中国の大極拳は、陰極と陽極を統一させる動作であり、「動功」と呼ばれる
瞑想そのものに当たる。太極拳を実践哲学と呼ぶ人もいるくらいだからね。太極拳の
「太極」とは、陰陽が合一した状態、アダム・カドモンの状態を指している。太極図
の白と黒は、イザナミとイザナギ陰陽の両極が、螺旋状に回転しながら昇天する姿
を上から見ている図を描いているとか。ほぇぇぇ~、おもしろ~い。
世界にはまずカオス(混沌)があり、そこからロゴス(太極)が生まれ、陽天・陰地に
分かれた。そーいえば、さっき読んだ別のメルマガには、フラダンスのフラ本来の意味
が書いてあったっけ。Hu=溢れ出す、La=エネルギーだそうな。ちなみに太極拳の
S先生の名前はHuで始まる。だってパワフルだもん。さもありなん(笑)。来週から
「練功」の4回講座が始まる。フッフッフッ。いざ進め、オタッキーへの道!