アメリカ映画「The Butterfly Effect」
ユダヤ人の強制収容所で、ガス室に向かう壁に一番多く描かれたのが蝶だ
と聞いた。蝶は生まれ変わりを意味し、変化・変容・変革の時に現れる。私も
自然と意識するようになった。そんな中、ミョ~に気になる映画をTVで見た。
「もしも過去が少しだけ変えられるとしたら、あなたは誰のために何をしますか?」
というキャッチコピーに、ふと考え込んでしまった。♪あなたな~らど~する(笑)
その名も「バタフライ・エフェクト」5/14に公開されたばかりのアメリカ映画だ。
公式サイト→ http://www.butterflyeffect.jp/
「バタフライ・エフェクト」とは、ある場所で蝶が羽ばたくと、地球の反対側で
竜巻が起こる=初期条件のわずかな違いが、将来の結果に大きな差を生み
出す、というカオス理論の1つらしい。
物語の主人公エヴァン(アシュトン・カッチャー)は、ごく普通の少年だった。
時折、記憶を喪失(ブラックアウト)してしまう事を除いて。精神科の医師は
彼に治療のために毎日、日記をつける事を薦める。やがて時は過ぎ、記憶
を失われる事の多かった日々は、すっかり過去のものとなっていた。
そんなある日、大学生になったエヴァンは、7歳の頃からつけていた日記
を見つける。その日記を紐解いた時、いつしか彼の意識は、日記を書いた
当日の陽光にあった。忘れていたある出来事が鮮烈に甦る。幼なじみの
少女ケイリー(エイミー・スマート)、そしてエヴァンと彼女が引き裂かれる
事になった決定的な理由。
「君を迎えに来る」。自分のため、愛する者のため、彼が行ったのは、愛す
る彼女の将来を取り戻す事。少年時代に果たせなかった約束をたった
一つ叶える事ができれば、それだけで彼女の運命はより良く変わるはず。
しかし、それは神にさえ許されない行為だと、その時彼は知らなかった。
「君を救うため、僕は何度も過去を変える」
不思議な事にここ数日、TVを消そうとすると、この映画の予告が始まるん
だよね。やっぱ見んしゃいってコトでしょ。ってなワケで、水曜日はレディ
ース・デーで1,000円。そこで、私も決意する。太極拳をサボろ・・・いや、
休も~っと(笑)
♪今日のチンチン電車 いつも行くお寿司屋さんには、コレに乗って行く。夕陽を浴びながら、下町をぬうように走る電車は、かなりレトロな気分に浸れるんだよね。子供の時のように靴を脱ぎ、無邪気に正座しながら、景色を楽しみたい願望にかられる。