高野山旅日記⑳

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私が高野山に行くと決意したのは、実は奥の院にお参りするためではなかった。
お大師様には大変申し訳ないが、私には他の目的があった。それこそが、この
大石順教尼のお墓参りだったのだ! 

マザー・テレサと並んで、私の3大アイドル(笑)、大石順教尼の腕塚があると
いう事を知って以来、どうしてもどうしてもここに来たかった。正直、奥の院は
ついでのようなもの。お大師様、ごめんなさい。

ちなみに、もう一人のアイドルは、中世ドイツのベネディクト会系女子
修道院長であり、神秘家、作曲家のヒルデガルド・フォン・ビンゲン
(1098~1179)で、私は彼女を“女版レオナルド・ダヴィンチ”だと
思っている。あまりにマニアックなヒルデガルドについては、いつか
熱~く語る時がくるのを楽しみに待っててね(笑)

身体障害者の心の母、慈母観音と慕われた大石順教尼は、その功績の
割にはマイナーな扱いで、高野山に眠る有名人のお墓mapにも名前が
載っていない。だが、ここであきらめる私ではないのだよ。フッフッフッ。

Netで検索しまくり、腕塚への道順が細かく書かれたとあるブログを発見
した。この記事を頼りに、探したのだがなかなか見つからない。あきらめ
かけたその瞬間、「うわーっ、あったあった。やっと見つけたー!」とうれ
しさのあまり、ピョンピョン跳ねまくってしまった(笑)。

そして、憧れの大石順教尼に、ここに無事辿り着けた事を感謝し、私の
素直な気持ちを吐露して、あるお願いをさせて頂いた。きっと、きっと
叶えて下さるに違いない。このお導きに心から感謝している。

ナマ拳、その他のスケジュールはこちら

たった一言でもいいので、コメント下さいね。

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