あのレクター博士に瓜4つ(笑)

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お昼過ぎTVをつけると、派手な衣装を着たレクター博士が万歳していた。それが
新ローマ法王ラツィンガー枢機卿だった(笑)。だって、似てないかい? 今にも
「ハンニバール!」とか叫びそうだもん。もっともつれるかと思いきや、あっさり
決まっちゃたんだね。全然、根比~べじゃなかったじゃん(笑)。

候補にはドイツやイタリアの大司教はもちろん、フランス、オーストリア、ブラジル
(信者数世界第1位)、ホンジュラス、アルゼンチン、ナイジェリア、インドetc.
62歳で期待の若手とかって呼ばれちゃう世界なのか。まぁ太極拳もそれに近い
けど(笑)。世界に7,000万人の信者を持つ英国国教会を率いるウィリアムズ・カンタ
ベリー大司教や米国のユダヤ人団体代表は、新法王を評価する発言をしてるんだよね。

4/2に死去したローマ法王ヨハネ・パウロ2世のお墓が13日から、バチカンのサンピエ
トロ大聖堂の地下墓地で一般公開された。白い大理石造りの新しい墓は、歴代法王が
眠る墓地の一角に設けられ、午前7時の開場時には、数百人の信徒らがひと目見よう
と列を作った。バチカンの発表によると、死去から葬儀までの1週間で、300万人以上
の信徒らがローマを訪れ、推計で200万人が法王の遺体を弔問した。弔問列の待ち
時間は平均13時間、最長24時間で列は5キロに及んだという。ひぇぇぇぇ~。平均で
13時間待ちだとぉぉぉ~。ディズニーランドの新アトラクションでも敵わない。

日本人に限らず、一人の人間の葬儀で、こ~んなに長い行列ができる人って、イマ
ドキまずいない思うよ。その影響力は絶大だ。Netには様々なコメントが飛び交って
いる。世界のエイズウイルス(HIV)感染者の3分の2が集中するサハラ砂漠以南アフ
リカでは、感染抑止の観点からカトリック教会に避妊具容認を求める声が強い。

ツツ元大主教はヨハネ・パウロ2世の死後、「アフリカ出身者を新法王に選ぶ事は、
法王の意志を継ぐ事になる」と発言し、カトリック教会がHIV問題で力を発揮する
ための「アフリカ人法王」の誕生を望んでいた。アメリカのカトリック系同性愛者
グループや離婚、女性司祭、避妊などの問題に対する教会の見解が緩和される
事を期待していた人々も失望を表明。オーストラリアのカトリック女性団体の共同
創始者は、「ラツィンガー新法王は、我々が理想とする法王ではない」と語った。

この世界も保守と革新の争いなのか。ある意味、ホリエモンを期待していたら、
選ばれたのは保守バリバリの“日枝”レクター博士だったってワケでしょ。

どんな肯定的な変化であっても、全体性には当然、「歪み」が起こる。ある部分
が良くなったとしても、これまでうまくいっていた部分が、うまくいかなくなる
事がある。全ては変化の過程で、変化を了解しながら、受け入れていかなけれ
ばならない。ある経営コンサルタントの言葉が印象的だった。

「何を頼りにしたらいいのかわからない」と叫ぶ人がいる。その一方で、「何が
起きるかわからない、おもしろい時代がやって来た」と考える人がいる。この
違いは、どこから生まれてくるのか? それは自分を見直して、改めて変化した
社会と新しい関係を築いていこうと腹をくくれるか、くくれないかの違いだろう。

確かに現代は、新しい価値基準を自分で探していく事のできるおもしろい時代
なんだと思う。楽しみながら、変化の波に乗れるサーファーでありたい。
20050420

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