我が愛しの画家・牧島如鳩
私がそのド迫力に驚かされたポスターは、「大自在
千手観世音菩薩」という。道教の神々が導いてくれた
「牧島如鳩」とは、一体どんな人物なのか? めっちゃ
興味そそられるよね。ってなワケで、三鷹市美術ギャ
ラリーのHPから引用させて頂こう。
鮮やかな色彩と洋画的な立体感を持つ、不可思議
な仏画の作者・牧島如鳩(まきしま にょきゅう:
1892~1975年 享年83)は、現在の栃木県足利市
に生まれた。
父の閑雲は、ハリストス正教を信奉し、日本画家でも
あった教養人で、幼児洗礼を受けた如鳩は、父から
絵の手ほどきを受け、幼い頃からその画才を現した。
16才で、御茶ノ水にあるニコライ堂の神学校に入学。
そこで日本最初のイコン画家である山下りん
(1857~1939 享年82)より、イコンを学んだ
とされている。
卒業後は伝教者として、各地のハリストス正教会
に赴任して、イコンを制作した。
ちなみに、「イコン」とは元々ギリシャ語で、「形」
とか「像」という意味を持っている。日本正教会では
「聖像」と訳される事もある。
「イコン」は狭い意味では、1枚の板に描かれた絵
の事をいうが、広い意味では正教会が使用する
絵画の全てを指す。
三越前・三井記念美術館に行く前に、ランチでもしよっとお店を探していたら、小さなお稲荷様が目に飛び込んできた。これは早速、お参りせねばと思い、よく見ると「家内喜稲荷」と書いてある。そっか、家の中が喜ぶのか。そりゃメデタイ♪ 神様はそこかしこにいらっしゃるんだよね。ここまでお導き頂き、ありがとうございました。