続・映学「アースピルグリム(地球巡礼者)」in 横浜中華街
「アースピルグリム」の撮影はイギリス、日本、イスラエル、
アメリカ、ペルー、ハワイで行われた。世界的に権威のある
著名人達、驚くべき偉業を成し遂げた一人の女性から贈られた
英知にあふれたアドバイスが詰まったドキュメンタリー映画だ。
この映画によって、「世界を救おう」としているのではなく、この
世界の中で、私達の「在り方をどう変えていくべきなのか?」を
考えていくもの。エハンが提唱する「アースピルグリム」と呼ば
れる新しいタイプの人間になる事だ、とチラシに書いてある。
また、エハンは映画の至るところに、大好きな詩人メブラーナ・
ジャラールッディーン・ルーミー(1207~1273年:イスラム
神秘主義〈スーフィー〉の最高の詩人)の詩を引用した。
私は以前、「ラスト・バリア スーフィーの教え(ルシャッド・
フィールド著:山川紘矢・山川亜希子訳:角川書店刊)」を
読んでいたので、スーフィーの形式や規範より、神と人との
関係をあくまで追及する人々の素晴らしさに心を打たれた。
イスラム原理主義者から、スーフィーが迫害を受けたという
のも納得できる。ルーミーは「宗教の違いは、実はない」と
いう事を、「One Song」や 「Only Breath」といった詩を通し
て教えてくれるのだ。
この映画のキャッチコピーが、「間もなく、夜が明けるからね」
だった。民主党の圧勝、世代交代、天下り廃止、脱官僚主導
など、まさに外界とリンクしていないだろうか。
また、冒頭に高野山が出てくるのだが、10月末に高野山に行く
私には、まさにシンクロといえる。宿坊で一泊し、翌日は京都へ。
最後の仏師と言われた西村公朝氏の天台宗・愛宕念仏寺に
行く予定だ。たまたま夜中のNHKの番組で、彼の事を知って、
絶対このお寺に行きたいと思ったんだよね。
これもまた不思議なご縁だ。全てはお導きのままに・・・
映学「アースピルグリム(地球巡礼者)」にご興味のある方は、
こちらからど うぞ。すでにDVD化もされてるんだよね。早っ!
http://www.earthpilgrims.com/japanese/index.html
横浜中華街では、10/12までランタン祭りが行われている。夜になると綺麗なんだよね。