未空家の名シェフ未空弟2号
未空弟2号は小さい頃から、料理が大好きで、
一時期は板前の道も考えていたようだ。
未空家は常日頃から、体験を重視していた
家風であったため、家族揃って正装し、
新宿の高層ホテルにフランス料理を食べ
に行った事があった。
これは未空家の子供達3人が、大人になって
から、正式な場でナイフとフォークをきちんと
使えるようになってほしいという、未空父&
母の切なる願いからだ。
この時、未空弟2号はまだ中学生だったが、
メニューに「白身魚のパイ包み」が出て、
とても興味を持ったらしい。
私はといえば、生まれて初めて食べた
「うさぎ肉のテリーヌ」に多大なる
ショックを受け、フランス人=野蛮
とインプットされてしまった(笑)。
Nadine、ごめんよぉぉぉ~。
そして数日後、彼は見よう見まねで、
白身魚のパイ包みを作って披露したのだ!
さすがにこの時は、未空家一同ビックリ
したが、本人曰く「作ってみたかっただけ」
その昔、「後片付けしてくれるなら、夜食
を作ってやるぞ。お好み焼きでもいいか」
と言うので、私は「喜んで~♪」と和民
状態(笑)。真夜中の高カロリーも何の
その、みんなで食べれば怖くない。
思えばノー天気な姉であった・・・
未空弟2号は、ココナッツカレーやタイカレーなど、世界のエスニックカレーに凝ってるらしいが、味覚においては超保守的な未空家では、全然歓迎されず、相変わらずバーモントカレーのみ(笑)。「ナマステ・インディア2009」でのランチは、もちろんカレーセット。辛くないし、私が美味しく食べられたので、多分、日本人向けに作られているはず。未空弟2号ならば、即「邪道!」と切り捨てるだろう。