Don’t miss it!10/15(木)PM9:54~テレビ東京「ルビコンの決断」

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「日本でいちばん、大切にしたい会社(坂本光司著:あさ出版刊)」

突然ですが、
この本を読んだ事ありますか?

僕は、
本屋さんで
引き寄せられるかの如く、
この本を手にしてしまいました。

そして・・・

読み終わった時、
涙が止まりませんでした。

この本には
実際の会社が
5社、
登場します。

その内の
1社が【日本理化学工業株式会社】でした。

日本理化学工業の考え方と
大山社長の生き様に
すっかり僕はやられました。

そんな
僕は本の中の
1行を見逃しませんでした。

「この工場は、工場見学される方が多いが・・・」

単純な僕は、

「って事は、工場見学できるんだ!!」

僕は、
本を買って、
本を読んだその日のうちに、
電話をかけました。

「どうしても、御社の工場見学がしたいです。

そして、

周りの経営者達と一緒に、10名で伺います」

実は、
その瞬間は、
僕以外に見学をしたい人なんて
本当はいませんでした。

でも、
僕1人で行くというと
なんか、ご迷惑そうだし、
もしかしたら、断られちゃうかも。
という気がして、
思わず、経営者10名って言っちゃいました。

でも、
勢いから生まれた
不安は
すぐに、なくなりました。

そうです。

日本理化学工業の工場見学
に賛同する
経営者は、
すぐに10名集まりました。

僕が、
思わず涙を流してしまった工場。

周りの経営者達が、
すぐに、10名も集まるくらいの工場。

聞けば、
毎月のように、工場見学の方々がひっきりなしの工場。

なぜ、そこまで
【日本理化学工業】には
人を注目させ、
人を魅了する魅力があるのか?

昭和12年に創業した
日本理化学工業株式会社は、
主に、
学校などで使われる
ダストレスチョーク(粉の飛ばないチョーク)
を製造する工場です。

そもそもの
始まりは、
近所の養護施設の
先生からの要望でした。

「例え、採用が無理でも1週間でいいので、

施設の子に、働く喜びや、役立つ幸せを感じさせたい!」

そして、
障害を持つ2人の少女の
たった1週間の就業体験が始まったのです。

雨が降る日も、

風が強い日も、

彼女達は、
朝7時には、玄関まで
来ていたそうです。

工場は、8時スタートなのに・・・

彼女達は、
朝10時の休み、
お昼休み、
3時の休みも
仕事に没頭して
一切、手を休めようとしません。

「もう、休み時間だよ」
この声ですら、
彼女達に聞こえていたのでしょうか?

彼女達は、
一心不乱でした。

でも、
本当に
幸せそうな顔をして、
一生懸命、仕事をしていました。

そんな
姿を間近で見ていた
社員達が、社長を動かしました。

「私達は、彼女達と一緒に働きたい。

明日で就業体験が終わってしまいます。

正規の社員として採用して下さい!!

彼女達の足りない面は、私達がカバーします」

そんな
社員達に
背中を押されるカタチで、
障害者の雇用が始まりました。

全ての
きっかけは、社員だったのです。

時代は、
まだ、
一定規模以上の企業における、
障害者の雇用が義務づけられる前のこと。

今では、
日本理化学工業の
全社員数50名のうち、
約70%が障害者で
且つ、重度障害の割合が高いのです。

決して、
最初からうまくいきませんでした。

予想以上に、
障害者に、工場のラインに
入ってもらう事が
困難だらけでした。

でも、
社長はもちろん、
周りの社員達も諦めませんでした。

ヒントは、
信号機だったのです!!

「あの子達は、歩いて来たり、バスで来るけど、

少なくとも、目の前の信号は渡って来ている」

信号機が理解できるという事から、
色の識別ができると仮説を立てたのです。

そこで、
全行程を色分けしました。

秤は、
目盛りが読めなくても、
色でわかるように
重りを原料毎に色分けし、

ラインに流す材料も、
容器の色で色分け。

機械の稼動時間も
砂時計を使って、見た目で表現。

【人を工程に合わせるのではなく、工程を人に合わせる】

今では、
全社員の7割が障害者。

でも、
みんな、すっごく楽しそうに働く。

僕は、
本を通じて、工場見学に行きました。

僕は、
工場見学を通じて、生の現場を体感しました。

僕は、
生の現場から、多くの事を学ばせて頂きました。

僕達が、
食堂で大山会長の
お話を聞いている時に、
お茶を持って来たおばあさんが
いらっしゃいました。

大山会長は、ぽつりと言いました。

「彼女が、最初の社員の1人なんですよ」

僕達に
お茶を運んで頂いた
おばあさんこそ、
およそ、50年前に入社した
2人の知的障害を持った
少女の1人だったのです。

彼女の
50年の歴史は、
本当に
様々な事があった事だろう。

でも、
はっきりしている事は、
50年間、
周りには、
温かく見守る人達がいて、
援助の手を差し伸べてくれる人達がいて、
それに、
答えるように、
一生懸命、働く彼女がいた。

僕は、
小学校の時の
工場見学なんて
全く記憶にないし、
おそらく
真面目になんか聞いてなかったでしょう。

でも、
この日は、
僕以外の参加者すべてが
本気に、
大山会長の言葉に耳を傾け、
工場内のあらゆるモノに目に焼き付け、
一つでも多くの事を
学ぼうと全身で望んでいたと思う。

・仕組み化とは?

・社員を雇うという事とは?

・社員を愛するという事とは?

・世間に望まれる会社とは?

本当に、
様々な事を学んだ。

「オトナのための工場見学」

本当に、
学ぶ事が多かったです。

日本理化学工業株式会社の皆様、

大山会長、

一緒に、見学に参加した経営者の皆様、

そして、たまたま
同じ日に、見学だった

静岡からわざわざ参加された方々、

ご協力ありがとうございました。

今日の成功統計学:

会社って、利益追求だけじゃないと思う。

会社って、実は、必要とされる存在を追求する場所かもしれない。

理想は、その後、利益がついてくる状態。

僕は、その理想を永久に追い続けたい。

/只石 昌幸(ブランディングプロデューサー、株式会社レバレッジ
代表取締役社長)
メールマガジン「不況に強い生き方~こだわり社長の夢実現レター」
より抜粋、引用
【出典元URL】こだわり社長レター
http://www.lev.co.jp/mail-magazine/

20091010
恵比寿・東京都写真美術館へ、「神の子たち」と「BASURA(バスーラ)」を見て来た。バスーラとは、タガログ語で「ゴミ」の事。上映後、ハロハロプロジェクトのトークショーも行われ、ますますフィリピンへの関心が高まった。1本の映画が、一人の人間の人生を、運命を180度変換する事だってある。私にできる事をやっていこう! http://www.basura-movie.com/

ナマ拳、その他のスケジュールはこちら

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