裁恋
私と同じくコーヒー中毒の友人が、スターバックスの
シンボルがサイレンだと聞いて、タンブラーを衝動
買いしたと画像付きのMailが送られてきた。
“サイレンは、女神とも魔女とも妖怪とも言われ、
世界で様々な伝説があるようですね。姿も人魚
から半鳥人まで。
私が興味を持ったのは、サイレンは元は、冥界の
女神ペルセフォネに仕えていたのが、ペルセフォ
ネがハーデーにさらわれてから、泣いてばかり
いたところ、アフロディーテに「毎日泣いてばか
りで、恋愛もしないとは何事か」と怒りに触れ、
半鳥人の姿に変えられてしまったという伝説です。
これらの事から、私の中でサイレンは、「人魚姫
のような報われ難い恋愛スタイルに陥る人に、
怖れずに生きよと囁く守り神」になりました。
サイレン→警鐘。もし、私が占い師になったら、
サイレン(裁恋?)という名前にしましょーか。
嫌がられそうですね”
確かに、不倫などの恋愛で悩んでいる人には、
「裁恋」という名前をつけた占い師には、見て
ほしくないかも(笑)。
「惚れた弱み」という言葉があるが、惚れると
いう事は、すごくポジティブな事だし、計算が
ないんだよね。
そこには、世間の常識や「こうしないといけない」
というものはなくて、「惚れた弱みだからしょうが
ない」という、自分の魂の問題があるだけだと思う。
ただ、私が思うに恋愛も人間関係の一種なので、
「縁が作れても良し。作れなくても良し」ぐらいの
スタンスが、ちょうどいい・加減じゃなかろーか?
ねっ、裁恋先生(笑)
恵比寿・東京都写真美術館に映画を見に行った時、隣の会場では、大きな半紙にラブレターを書くというイベントが行われていた。参加者はオトナが多く、書き初め大会の様相。主催者は女性で、来年のNHK大河ドラマ「坂本龍馬」の題字を書いた書家の紫舟さん。ちょっくら会場内を覗いて来た。