高野山旅日記④
昭和の匂いプンプンのオドロキの物とは? それは
「ヤギの箱」。私が最後に見たのは、小学生ぐらい
だろうか。これはゴミ箱ではなく、有害図書専用
なんだよ(笑)。
つまり、子供には見せたくない、“メーわく”な雑誌
や図書類をこの中に入れましょうとゆーコトで、「ヤギ
の箱」なのさ。インターネットの時代、子供に有害な
画像は、いくらだって手に入る。だが、昔は違った!
今、夜になると、怪しく光る成人雑誌の自動販売機
って見かけないでしょ。昼間はガラスの部分が黒く
なってて、外から見えない仕組みになってるんだけど、
かえって目立つから、好奇心をそそるんだよね(笑)。
こんな超ローカルな駅で、ヤギの箱にはどんな雑誌
が入ってるんだろ? 当たり前なんだけど、外から
は見えないんだよね。
「紀美峠」は登山口の駅なので、山登りする前に
ヤバい雑誌を捨てて行くのか。是非、山男に聞い
てみたいもんだ(笑)。
懐かしいボットン便所にヤギの箱、コレを見ただけ
でも来た甲斐があるなぁ。っつーか、これを見せる
ためにお大師様が、「紀美峠」に導いて下さった
に違いない。マチガイない(笑)
ナマ拳、その他のスケジュールはこちら