続・Una coincidenza strana(奇縁)

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たまちゃんがご縁で、何十年ぶりにお会いした〇〇さんは、私と同じイタ
リア語教室に通っていた元生徒さんだった! サッカーとオペラが大好きで、
確か茶道もやっていて、ロシア語専攻だっけ? 

穏やかで優しくて、頭はイイんだけど、全く威張らない。そんな〇〇さんの
人の良さにつけこんで、宿題でわからない所があると、いつも当てにして
いたっけ。「合ってるかどうかわかりませんよ」と言いつつも、ちゃ~んと
正解しているところが、やっぱ優等生なんだな、コレが。

それに比べて私は、授業の出席率はいいものの、成績は最下位という
効率の悪さ。クラスに出りゃいいってもんじゃないだろっの典型的な
劣等生。キッパリ(笑)。〇〇さんは呆れかえっていたい違いない。

同じクラスに私と同じく、デキの悪い生徒がいて、いつか3人で、イタリア
料理を食べに行った事がある。ワインは何がいいですか?と聞かれたので、
思わず「バローロ」と言ったら、その店で一番高いワインだった(笑)。

ひぇぇぇぇぇ~、だって飲めない私が唯一、知っているイタリアのワインが、
バローロだったんだもん。ごめんなさい。お会計の時、私は平謝りをしたが、
別にいいですよと払ってもらった思い出がある。〇〇さん、知らぬ事とは
いえ、本当にすみませんでした。

会場で名刺交換をさせて頂くと、ちゃーんと出世していたので(←当たり前
だっちゅーに。優秀なんだから)、「さすが順調に出世されてますね」と言うと、
「いえいえ、年を取っただけですよ」と照れ笑いしていた。何十年経っても、
相変わらず謙虚な人だ。

まさかこんな場所で、〇〇さんと名刺交換ができるとは! これもたまちゃん
のおかげだ。ありがとうございます。Grazie molto! 

この“Una coincidenza strana”に、改めて感謝♪
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これは南アフリカのワインで、一口飲んだら美味しかった。ワールドカップで、世界中から大勢の観光客が訪れる南アは、泥棒の稼ぎ時。TVでインタビューされた泥棒が、「この時期は来ない方がいいよ」と言っていた。まさに宣戦布告だ。でも、全ては貧困からくるんだよね。アパルトヘイトの傷は、あまりに深い。

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