第3回あ~てぃすとマーケット in 横浜赤レンガ倉庫
横浜赤レンガ倉庫で行われている「第3回あ~てぃすとマーケット」に行った。新名所も増え、
久々の横浜に気分が高まる中、桜木町からテクテク歩くこと20分ぐらいか。へぇ~、なかなか
レトロな建物じゃあーりませんか。2Fに上る階段は足元がガラス張りで、昔の構造が見える
演出になっている。全国から200名以上集まった、あらゆるジャンルの手作りアーティストの
展示即売会だが、ビーズアクセサリーがダントツに多い。値段もデザインも大体同じで、目が
見慣れるせいか、ふーんといった感じで通り過ぎてしまう。キルトを縫ってたり、ハンコを彫っ
てたり、糸を紡いでたりetc. それぞれのブースが趣向を凝らしており、見ていておもしろい。
だが、それが購買に結び付くかというと、結構そうでもない。これはどのイベントでも同じで
あり、それだけ今の時代、物を売るのは難しいという事だ。ショバ代を払い、交通費をかけ、
商品を運び込み、魅力的なディスプレイを作り上げる。イベントは見た目が大事なので、準
備の時点でかなりの出費だろう。元は取れてるのかな? 大方の出展者はHPを持っている
ので、その宣伝のための見本市だよね。売上げだけを考えたら、私が見る限り、赤字のブー
スも多いと思うよ。とりあえず、「私はこーゆーモノです」という認知から始まるのだ。ライブドア
なんてその典型だよね。メディア戦略の上手なこと! まさにホリエモン効果だよね。IT業界
のみならず、一般の認知度200%だもん。あ~てぃすとマーケットでは、オリジナルのブランド
を持ち、どの人もていねいに一生懸命、作っているのは伝わってくる。だが、よっぽど抜きん
出ないと買ってはもらえない。この抜きん出るというのは、どういう事なのか? 単純に言え
ば、好き嫌いだろうなぁ。まして、お金を払うとなれば、誰でもシビアな事この上ないし。だか
らといって、値下げにも限界はある。モノを売るって本当に大変だなぁ。空庵では近々、地方
在住の方からリクエストの多い「電話カウンセリング」を始めようと考えている。私の仕事は
売る品物、商品がない。師匠には、「自分の言葉をお金に替える仕事でもあるんだよ」と言わ
れたっけ。それに見合った対価は? 安くすれば自分で自分の首を締め、高ければ躊躇する。
その兼ね合いが本当に難しい。イベントがうれしい・楽しいだけでは見られなくなっている自分
に気がついた。果たしていかがなモノか。うーむうーむ・・・
♪今日の水上バスの2F 新地下鉄に乗る予定が、「夜景を眺めながら中華街へ」というおじさんの一声で、20分の400円クルーズに。