「ベラルド・コレクション 流行するポップアート」in 渋谷Bunkamuraザ・ミュージアム
千葉在住の姉御と2人で、渋谷Bunkamuraザ・ミュージアムに「ベラルド・コレクション 流行する
ポップアート」を見に行った。PM2:00、まずは渋谷における方向痴呆人の定番、ハチ公前で待
ち合わせをして直進。だが、そのまんま思いっきり道を間違え、気がつけばBunkamuraから遠ざ
かっていた私達。「あっ、ない」「ホントだぁ」坂の頂上で右折し、ネオンが瞬く前の明るいラブホ
テル街を闊歩しながら、Bunkamuraの真ん前に出た時は超感動し、思わず拍手が鳴り響く(笑)。
万歳三唱! 1950年代イギリスにおいて誕生し、特にアメリカの大消費社会を背景に発展した
ポップ・アート。それは、それまでの美術の概念を覆す、挑戦的でダイレクトなものだったが、
身近なものに題材を求めたその作品は親しみやすく、多くの人々の支持を得て、ヨーロッパの
他の各国にも伝播していった。この潮流は、60年代に世界を席巻した後、今日までも世界の美
術に影響を与え続けている。今回の展覧会では、ポルトガルが誇る近現代美術コレクションで
あるベラルド・コレクションから、ウォーホル、リキテンシュタイン、ローゼンクイストを始めとした
ポップアートの名作と、その流れを汲む作品80点を厳選して紹介している。1960年代はベトナム
戦争、ヒッピー、反戦、フラワーチルドレン、ドラッグ、ジミヘンetc. 時代を変えてやるぅといった
若者の熱気あふれんばかりのパワーを感じる。だから作品も、もう何でもアリ! それはそれで
おもしろかった。でも、私は帰りのミュージアム・ショップで見つけた、ヒエロニムス・ボスに関す
る本で、「トンダロの幻視」という絵を見つけた興奮の方が大きかった! 「7つの大罪」も描いて
るのか。トンダロとはアイルランドの騎士で、未来のヴィジョンが見える人だったらしい。印刷では
モノクロだったが、本物は鮮やかな色彩に違いない。うーん、今すぐプラド美術館に行きたくなって
きた。でも、Netでトンダロで検索しても出てこないんだよね。トンダロじゃなかったのかなぁ。あ~ぁ、
メモらなかった私が悪い(号泣)。ヒエロニムス・ボスにご興味のある方は、↓こちらまで。ちなみに
このサイトは、ボス以外の画家の素晴らしい絵もいっぱ~い見れて、超オススメですぅ♪
http://www.salvastyle.com/menu_renaissance/bosch_garden.html
♪今日の縁結び童子って、ちょっとキモくないかい。何だか縁が遠のきそうで・・・と言いつつ、しっかり無料おみくじを引く(笑)