副業で月5万円稼ぐ。アフィリエイトで自由なお金を3万円増やす。こんなコトバを聞くと、あなたはどう思いますか？

A. カンタンにできそう

B. 大変そうに思える

何となくのイメージとしては、Aのような気持ちになる人が多いのではないでしょうか。では、実際に30万円稼いで

いる人、50万円稼いでいる人、100万円稼いでいる人に同じ質問をすると、どんな答えが返ってくると思いますか？

やっぱり、答えはAです。ただ、だからといって、これで「月5万円、稼ぐ事はカンタンなんだ」と思うのは、ちょっと

違います。実際に稼いでいる人の「カンタン」と、稼いだ事がない人の「カンタン」は全くの別物だからです。私が今、

お世話になってる方が2ヶ月ほど前から、「パソコンサポートマニュアル」という教材を販売しています。ネット回線を

繋いだり、パソコンのセッティングをしてあげたりというパソコンサポート業務で、起業、収入を増やすための方法を

教えてくれる教材です。販売開始前に見せてもらい、良い内容だったので売れるだろうなと思っていたら、本当に

200本近く売れてしまった人気教材なのですが、この間、変な理由で返品を希望された方がいたそうです。その理

由ですが、「5万円稼ぐのが大変そうだから」という事でした。この話を聞いた時、私の頭の中は？？？です。クエ

スチョンマークが飛び交いました（笑）。「そんなに楽して稼げると思っているのかな？」そんな考えが浮かんだ時、

ふと気づいた事があります。それが「カンタン」というコトバの定義です。私もよく「月5万円稼ぐぐらいカンタン。

誰にでもできる」と言っています。でも、このコトバの意味は「誰でも努力をすれば、達成できるぐらいのハードル」

というものであって、決して「片手間で誰でもできる」というような意味ではありません。例えば、車の免許のような

ものです。車の免許であれば、基本的に誰でも取得できます。でも、数十時間はかかります。「月5万円稼げる」と

いうのも、意味は一緒です。時間は、免許を取る時間の数倍にはなってしまいますが、それだけの努力をすれば、

誰にでもできます。決して特殊な事ではありません。できない人というのは、何か特別な原因がある訳ではなく、

できる前に止めてしまうだけです。自動車教習を途中で止めてしまえば、免許が取れないように、ビジネスも途中

で止めてしまえば、収入は発生しない。それだけの事です。かなりの時間と努力を投入する事は間違いないので、

労力を考えれば大変です。でも、一度うまくいけば、それだけの収入が継続して入るようになるのですから、決し

て悪い話ではありません。どんな分野でも、成功する人はこの事を知っています。だから、成功するまでに投資す

る労力・時間を、大変とは思いません。だから、「月5万円、自分で稼ぐのはカンタン」というコトバが出てきます。

「カンタン」だけど、「楽」ではないという事です。これってビジネスだけではなくて、全ての事に言えると思いますが、

いい思いをするのであれば、それなりの代価が必要。この認識は、絶対に必要だと思います。

／伊藤　哲哉

♪今日の職人 in 銀座三越　兄弟で布を織り、気持ちの良い服に仕立てるというその姿に、実直さを感じる。私も一つ一つ、丁寧に。