ちょっとイイ話30
先天性の病で、徐々に視力が奪われている方にアメリカで出会いました。
数年で完全に見えなくなると、医者から宣告されていました。写真やアート
を作り続けている彼にとって、眼が見えなくなる事は写真は撮れなくなり、
今のようなアートを作れなくなるという事を意味しています。私がその方に
「目が見えなくなった後、どうやってアートを作るんですか?」とお聞き
しました。すると、彼は「全くわからない。アートを作れない人生も眼が
見えない人生も、全く想像できないよ。でも、大丈夫。アートの作り方や
ものの見方を忘れてしまっても、笑い方だけは絶対に忘れないから!」。
肉体的な部分のどこかを失っている方ほど、精神的な部分が強いと感じた
瞬間でした。五体満足な私達は何も失っていないように見えます。しかし
私達こそ、見えない何か、大切な何かを失っているのかもと感じた瞬間
でもありました。
♪今日のオドロキ こんな程度でO.Kなんだ? 前からそうだったのか、それとも・・・ 私はどこまでいけるんだろう? 世の中って、人の振り見てだな。
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