自転車般若心経
観自在菩薩(かんじざいぼさつ)が自転車に乗る修行をしていた時、止まれば倒れると見抜いて、
一切のムダな物理の学習から離れる事ができた。一方、舎利子は相変わらず、物理の勉強
ばかりしていたので、観自在菩薩は舎利子に言った。舎利子よ。自転車は止まれば、倒れる。
倒れれば止まる。即ち、止まる事は倒れる事であり、倒れる事は止まる事だ。ペダルが止まる、
チェーンが回らない、タイヤが回らない、も同様である。舎利子よ。様々な動きは止まると
いう性質を持っている。止まれば、進めない。到達もできない。バックもできない。止まって
いれば、ペダルもチェーンも、タイヤも動かない。風も切らなければ、景色も変わらない。
スピード違反もなければ、交通違反もない。でも、自転車には乗れない。だから、昔の偉い
人は、みんなこの事を知って、修行に励んだ。そして、めでたく自転車に乗れるようになった。
一旦、自転車に乗れるようになったら、倒れるという心配がない。心配がないから、自転車が
進んでいれば、ペダルを踏まなくても倒れない。だから、自転車に乗れるようになった人は、
口笛を吹きながら、サイクリングを楽しめる。今から、その自転車に乗るためのコツを伝授
する。この大明呪(だいみょうじゅ)は、最高の呪文だ。並ぶものがないくらい凄い呪文だ!
それは、こういう呪文だ。「こげー、こげー、ほらこげー、ほらそうこげー、はしるぞ、
ばんざーい(笑)」
♪今日の達成感 一人一人の顔を思い浮かべながら、年賀状を全て書き上げた。ホッ。今年は早いぜ。手際が良すぎるぜ。フッ、理由があるぜ(笑)