家訓
高校3年生の息子と中学2年生の娘がいる父親が、息子が中学に入った時に、
子供達に伝えていきたい父親の気持ちとして、我が家の家訓を作ったそうな。
それが「人を殺すな。人に殺されるな。自ら死ぬな。あとは楽しめ!」だった。
妻からは、ちょっと変な目で見られたそうだが、子供達には結構ウケたらしい。
この父親は大真面目だった。私の守り神である人が、以前「地軸がずれてきて
います」という表現をしていたが、地軸がずれるという現象は、地球にも、そこ
に住む人間にも、歪みが生じるという事なのか? 確かに、最近のニュースを
見ていても、あまりに頻繁に起きる殺人事件に、背筋が凍ると同時に「なぜ?
どうして?」という動機のものも多すぎはしないか? 殺人の発火点が低く
なっているのは事実だ。決して恨みによる犯行ではなく、「ネコを殺したら、
うまくいったので、大丈夫だと思った。母親は大好きだった。ただ、人を殺し
てみたかっただけ。でも、他人を殺すと迷惑がかかるので、母親にした」と
いう22才の犯人。顔を見ただけで、どこか歪んでいると感じたのは、私だけだ
ろうか? 私のモットー「今日一日、無事でいる」というのは、この父親の家訓
に近い感覚がある。決して大げさな事ではなく、21世紀を生き抜くサバイバー
にとって、必須項目かもしれない。地軸は今後、更にずれていくのだろうか?
♪今日の読書 サンタさんが送ってくれた「週末起業(藤井孝一著:ちくま新書刊)」がおもしろい! 国や行政もあなたを守ってはくれないのだ(泣)