Easy Swany
もうマジに限界だ。肩が凝って、体全体がバリバリ。首が回らない(←別の意味でも(笑))。
左手の親指と人差し指の間が痛い。腰痛も悪化している。これも全て重いキャリングケース
のせいだ(号泣)。よし、アレをもう一度見て来よう。向かった先はイトーヨーカ堂大井町店1F。
あった、あった♪ 手袋のスワニー社長、三好鋭郎(えつお)氏が考えたカート。小児マヒの
後遺症に苦しむ彼は、地球を100周しながら、「カバンを軽くしたい」と思い続け、ついにもた
れて歩け、座れるバッグを完成させたのだ! 前から目をつけていたが、13800円という
お値段に躊躇していた私。だが、「体の脇につけて、ステッキのように押すと、引っ張る1/6
の力で運べる」「湾曲したハンドルで、走行が安定している」 「キャスターは耐加重300キロ。
強力で、消音性にも優れた4輪キャスターにより、改札口や人混みでもスイスイ歩ける」「テフ
ロン加工で、高い撥水効果を持つ」「蜂の巣構造の軽量フレームによって、80kgの圧力に
耐えられる」という良いコトづくめのカートのため、2003年Xmasサンタさん企画(?)として、
私にプレゼントしてあげる事にした。自分にはめっぽう甘い未空。うふふ。コレでイイのだ♪
でも、プレゼントというよりは、コレはモー必需品。よし、経費で落とそう(笑)。こんな
素晴らしいカートを開発してくれた株式会社スワニーって、どんな会社なんだろ? 早速、
HPを見てきた。「夢とアイデアと行動力があれば、できる!」という三好社長。スワニーの
歴史、あるいはビジネスマンとしての彼の歴史は、周りの人達から不可能だと言われた事に、
挑んできた歴史だった。1964年、東京オリンピックの年に、三好社長は初めて海外へ渡った。
トランクいっぱいに商品見本の手袋を詰め、ニューヨークからセールス世界行脚をスタート
させた。当初は、どこを訊ねても門前払いの連続。シアーズ社から最初の注文がくるまでには
6年半、18回の訪問が必要だったが、現在、スワニーが海外で売上の38%をあげる企業にな
り得たのは、この時の挑戦があったからだ。 中国に、生産拠点を設ける事に関しても同様。
当時、社会主義国の中国に工場を設ける事は、大きな冒険だった。実際、期待していた成果
が上がるまでには、長い時間がかかり、ケンカなどした事のなかった彼が、声を荒くする事
も度々だったらしい。しかし今や、日本の多くの産業にとって、中国に生産拠点を持つ事が
当然になっている。このような体験は、何か苦労話ばかりのようだが、三好社長はそれらを
苦労だと思った事はないそうな。それは彼が、常に夢を持っていたからだろう。「そんな事
できる訳がない」と笑われようとも、その夢を実現させる事を決してあきらめず、考え続け、
行動を続けてきただけなのだ。今、スワニーは、カバンという新しい事業に取り組んでいる。
商品開発においても、販売面においても、行く手には課題が多く、なかなか思ったようには
進まない。しかし、彼は新しい夢を手に入れた。「“イージースワニー”という世の中の役に
立つ商品で、カバンの常識を変えていく。その夢があるから、アイデアと行動力が湧いて
くる。そして必ず夢は実現できる!」と。そう固く信じているのだ。さすが勢いあるもんね。
やっぱ、トップの姿勢は、常にこうでなくっちゃダメだって。下の人間が付いて来ないよ。
これからますます伸びていくね。とっても楽しみだよ。私もこのカート購入を機に、イージー
スワニーを応援したいと思う。顔晴れ、三好社長!
♪今日のピップエレキバン 両肩に貼ると、未空母と私は何気にラクになれるんだが、未空弟2号は気持ち悪くなるらしい。人の体は千差万別だよね。