孔雀明王
長年、鑑定をしている師匠には、色んなお客さんがいる。その中に、お母さんが画家という人がいて、
彼女が描いた「孔雀明王」の絵を見せてもらった。もう亡くなったそうだが、この絵が素晴らしい!
一目で気に入ったので、コピーをさせてもらう事にした。キンコーズに行ったが、枠付き写真サイズ
の拡大の仕方がイマイチわからない。こんなもんだろと思って、やってみたが失敗。結局、スタッフ
の女性にやってもらった。失敗したコピーも捨てるには惜しい。とりあえず切り抜いて、パウチして
もらった。太極拳のS先生にヒーリングをしてもらった後、何だかふと思いついて「先生、コレって
孔雀明王なんですけど、もし良かったら」と差し出した。すると「えっ? 孔雀って、ピーコック
の事よね? ちょっと待って」「いや、ムリしなくていいんですよ。先生みたいに、エネルギーの
強い人だと、好き嫌いあるじゃないですか」「うんうん、そうなんだけど。コレもらってイイの?」
「気に入ったんならどうぞ。何かふと、先生にあげなきゃって思ったんですよ」「うれしいわって、
すでにバッグにしまってるし(笑)。実は今朝、ピーコック・ブルーとピーコック・グリーンがほしい
って思ったの。孔雀じゃなくて、色がほしいって。何で?って思ったら、コレの事だったのね」「マジ
ですか?! だって、コピーに失敗してなかったら、先生にあげようって思わなかったもん」「そう
なのよ。最近、こういう事が多くて、ホントにほしい物が手に入るのよ」「スゴいじゃないですか?!
孔雀明王は呼ばれたんですね」「そうとしか思えないもん。4月頃、セミナーに行ったら、ある人の靴
がステキで、あんなのがほしいなぁって思って見てたのね。終わったら、私の靴がないじゃないのよ。
その代わりに、あの靴だけが残ってたの。だから、仕方がないからもらって来たわ(笑)」「不思議
ですよね。超ラッキーじゃないですか?!」「未空さんもこれから、そういう事が起きるわよ」「S先生
ほどじゃないけど、でも必要なモノを引き寄せてる実感はありますね」「(2人で)フッフッフッ」
孔雀明王は私の守り神かもしれないな。師匠が結んでくれたご縁だ。大切にしていこう。
♪今日の選択♪ もし、その話が全て本当だとしたら、人間じゃないな。常に自分が試されている。鬼の中に混じって、鬼になるか? 人でいるか?