Eighteen
阪神タイガースというチームの言霊は、「半信・耐・賀・明日」。
いつ勝てるのか半信半疑で、負けても負けても耐えてゆくところに、
祝賀する明日が必ずやってきて、不動の信念と結束を固めてゆく。
その姿はまるで、人生そのもの。人生の縮図に他なりません。
「将来、絶対成功するぞ」と、思いたいけど思えない自分。
「幸せになるぞ」と考えたいけど、不安な自分もそこにいます。
そんな弱い自分に半信半疑で、苦難に耐えて屈辱に耐え、
18年間耐え続けたら、必ずや祝賀するような明日がやってきて、
「本当に良かった」と涙するような人生のワンシーンに巡り会い、
いつかはあなたも胴上げされて、ビールをかけ合う日が来るのです。
もちろん「耐える」とは、ただ忍耐をするだけという事ではなく、
時には楽しみながら、時には笑いながら、そうして耐える忍耐のこと。
阪神とは「半信」であると同時に、「半身」という事でもあります。
苦しい身(苦しみ)は半分だけ。後の半分は、それを楽しむのです。
苦しいだけではありません。苦を楽しんで、喜びとしましょう。
阪神タイガース、優勝おめでとう! コツコツと焦らずに努力して
いったら、いつかは必ずその手に栄冠が訪れます。この世の中に
起こる一切の出来事は、全てが人生のヒントなのです。
♪今日の同志♪ 日本見直し月間と書いた矢先に、巨人ファンの右翼チックな人が「日本人は優秀な民族なんだ!」と力説し、思わずシンクロ(笑)