コーチング
先日、Web Masterと電話で、「占いはカウンセリングというより、コーチングに近いのかも」という話になった。
お互いコーチングに興味があり、八五郎さんには「コーチングマネジメント(ディスカヴァー刊 2000円)」と
「もしもウサギにコーチがいたら(大和書房刊 1200円)」という2冊の本を薦められた。著者はどちらも伊藤守氏。
日本における唯一の国際コーチ連盟マスター認定コーチなんだそうな。どっかで聞いた事があるなぁ。うーむうーむ。
そうだ! 私はたまたま、彼の発行するメルマガを読んでいたのだ。それでようやく思い出した。コーチの資格を取る
だけで、100万円くらいかかるんだって。そもそもコーチングとは、どういう定義なんだろう? 「個人が自分の能力を
いかんなく発揮し、仕事や人生そのものを豊かにするために、どのように自分の健康や人間関係、自分を取り巻く
環境を管理する事ができるのか、具体的にリスト化し、それを実現させてゆく過程」をコーチングと言うらしい。
コーチに求められるのは、何をどれだけしてきたかという実績ではなく、相手の力を引き出す能力が求められる。
必要なのは、何をすべきかではない。どうしたら、それができるか? 頭でわかっている事と行動との間には、
深い溝がある。わかったからといって、それが直ちに実行できるワケではないのだ。必要なのは、ユニークなアイ
デアではなく、そのアイデアを行動に移すための、もう一つのアイデア=行動。行動が伴わないなら、それはアイ
デアはない。さすが八五郎さんのオススメする本だけあって、明け方一気に読んでしまった(笑)。一行一行に
うなずいちゃうんだよね。まさに、読んで納得。スゴい説得力だ! 伊藤さんは卯年で、ウサギには親近感がある
そうだ。私もみゅ~がいるからな。でも、「もしもウサギ~」のウサギというのは、コーチングを受ける人間を比喩
している。特に印象に残ったのは、認められるためなら、ウサギは何でもやってしまうという事。努力する事は
大切だ。頑張ることも大切。でも、両方とも目的ではない。ウサギは時々、レースでゴールインするという目標を
忘れてしまう。途中での声援に応えたり、頑張っているところを承認される事に、エネルギーを注いでしまう事が
よくあるからだ。誰かの期待に応えたり、認められたり、誉められたり、それを動機に動いていると、自分を見失
ってしまう。何を目標にしたらいいのかわからない。目標を実現するためには、どうしたらいいかわからない。
知らない間に「誰かの期待」に応える事が、目標にすり替わってしまう事がある。それを続けると、いつも誰かの
目を気にして、誰かに踊らされてしまう。どんな目標でもいいから、自分で目標を持つこと。今日一日の目標でも
いい。それを達成すること。一日が難しかったら、ここから先3時間ぐらいの間、何をやるか決めてみる。八五郎
さんが、「手段と目的を混同しちゃうんだよね」と言っていた。うんうん、わかるよ。問題をとらえる視点を自由に
変えていくと、問題を解決する力がつくんだよね。コーチは「関心を持って、ウサギを放っておく」。まさに、師匠
や太極拳のS先生が典型的だ(笑)。そして、最もグッときた部分は「ウサギにはニンジンを、人には居場所を」
♪今日の何もそこまで♪ 100均ショップで、お気にのファイルが見つからないので、チャリで走り回り、ようやくGet! だが、その店に置いてある透明ホルダーは10枚入り。ンっ? 待てよ。確か最初の店では、20枚入りだったはず。よっしゃ。結局また逆戻りする(笑)