「聖地チベット ポタラ宮と天空の至宝展」in 上野の森美術館
昨日、新しい仕事の打ち合わせは上野で、美味しい韓国料理と共に、ランチ・ミーティングとなった。
このところ韓国料理づいているが、食べると体中ポカポカしてきて、足先まで温まるんだよね。
野菜タップリでヘルシーだし、本当に美味しくて大満足! N社長、Y部長、ありがとうございます。
ごちそう様でした。今後ともよろしくお願い申し上げます。
打ち合わせの後は、ずーっと見たかった「聖地チベット ポタラ宮と天空の至宝展」に行ったのだが、
何気に新しくできたビルの階段を上ったら、そこが上野の森美術館だった。ラッキー♪ 平日なのに、
まぁ混んでる混んでる事! 会場には、迷える大衆を仏の道に引き戻すため、恐ろしい顔つきを
見せる仏や女性の仏、慈悲と智慧の合一を示す抱擁する仏など、日本に伝わった密教とは全く
異なる、チベット密教の世界がダイナミックに繰り広げられている。
キャーキャー、私のコーフン度は、すでにMaxに(笑)。特に今回、チベット展の目玉とも言うべき
「十一面千手千眼観音菩薩立像」は、超圧巻だ! 思ったより小さかっんだけど、千手の一本一本、
全てに目があり、これが千眼の意味だ。17~18世紀につくられたもので、こんなの初めて見たなぁ。
ホ~ントため息が出るほど美しくて、思わずうるうるしてくる。
私は昔から密教美術にココロ惹かれ、今回は久々にチベットに行きたい病が復活。インドを中心と
したアジアの仏教文化圏の中でも、護摩行などの密教儀礼を実践しているのは、チベットと日本
くらいしかないそうで、21世紀の今も、チベットと日本には生活に根ざした密教が息づいている。
これは貴重な事実だよね。だって、高野山は素晴らしかったもん。日本人に生まれて良かった。
相変わらず美術ショップでは、ポストカードを大量に買い込んで、「十一面千手千眼観音菩薩立像」
のクリアファイルもGet! 洋服は我慢できても、美術館のGoodsは絶対に買わないといられない私。
今回のお宝は超うれしいなぁ。ワクワクしながら、上野を後にして、産土神社へ初詣に向かった。