花火
2年ぶりに調布の花火大会に出かけた。午前中に、少し雨がパラつき、天気が心配だったが、
調布に着いた時は薄日が差し、まぁ大丈夫だろうと安心した。おととしは療術学院の実技の
試験と重なり、あえなく欠席。昨年は、心理のセミナーの最終試験で泣く泣く欠席。とにかく
まるで呪われたようなスケジュールで、私の出席率は下がるばかり。今年こそ、何が何でも行っ
たるワイと気合いを入れ、友人達に宣言していた。毎年メンバーは女3人。誰かの彼氏の参加
の年もあれば、翌年はまた元の3人に戻っている。やはり、女友達の友情は永遠に不滅だ(笑)。
今年は出席率100%だった友人が、シチリア旅行に出かけており、初めての欠席。なかなか3人
揃うのはムズカシイ。ランチはこじゃれたフレンチ・レストラン。駅前のパルコをゆっくり見ながら、
お茶は老舗のケーキ屋で、昔ながらのフランス菓子を頂く。うーむ、これこそ正統派の味だよ♪
夕方、パルコの地下で夕飯を買い込み、河原に向かう。とにかくムシムシ。これじゃカーデガンは
いらないな。会場はやはり混んでいた。いつも座る草むらは、すでに陣取りされていて、仕方が
なく、歩道に座る事にした。後ろを人で塞がれた瞬間、私は突然、閉所恐怖症の発作が出てし
まった。これは超ショック! こんな広い河原にいながら、なぜ? 実は、足尾に行った時、夜中
に暗所&閉所がWで襲ってきて、パニックになってしまった。まだ治ってなかったんだね(号泣)。
今回の発作は、デブになっていたため、パンツのウエストが苦しくなっていた事、窮屈な場所に
いて、自由がきかなくなっていた事が主な原因だと思うが、潜在的な要因も見逃せない。前は
ハワイに向かう飛行機の中で、突然閉所の発作に襲われ、一緒にいた友人達を心配させてしま
った(泣)。隣にいた友人は、その時の現場にもいた古い付き合いなので、包み隠さず「ごめん。
どうしよう? 閉所の発作が出てきちゃった」と素直に告白し、彼女の肩をギュッと掴んだ。
「大丈夫? 深呼吸して」と言われ、まずパンツのウエストを緩めた。それにしても自分が情け
ない。ここに1時間半もいれるんだろうか? ものすごく不安になる。せっかく楽しみにしていた
のに・・・ 思いっきり走り回りたいが、それもできない。友人に「ごめんね」と言うと、「謝るのは
やめようよ」と言ってくれた。少しずつ落ち着いてきた。大丈夫大丈夫。じきに花火が始まった。
湿気が多く、風が吹かないのか、煙の中に隠れてしまう。それでもキレイだった。ハートマークや
ネコに星、ドラえもんまで飛び出して、日本の花火の技術の高さを物語る。今年はナイアガラが
なかった分、新種の花火の技が光っていたような。思いっきり2人で楽しんだ。それにしても、この
閉所の発作は、どうしたら治るんだろう? というより、うまく付き合って、その時その時で対処
していくしかないんだよなぁ。ここ数年、全く出なかったのに、今月に入って、これで2度目だ(泣)。
まさか、花火大会でなるとはなぁ。マジにショックだった。自分の体調を知り、弱点を把握し、こう
いう症状が出ないような環境作りをしていくしかない。自らの心のメカニズムを解き明かしていこう。
♪今日の感謝♪ カラープリンターやデジカメ、仕事のアイデアetc. この友人にはお世話になりっぱなしだ(泣)。いつか必ずお返しをしたいと思う。