Clown
「コレ、私なんですよ。写真見ますか?」と言われ、「へ~、見せて見せて~」と思わず手に取った。
そこには、あの独特なメイクをし、スカートをはいた道化師がポーズをとっていた。片側には、色々
な動物を作れる風船。まさに、街中で見かけるピエロそのものだ! 「うわぁぁぁ~ えっ? ホント?
コレってホントにKさんなの?」「ハイ、そうです。驚きました?」「うんうん! いやぁ、ごめんね。
人って見かけによらないもんだね。想像もつかなかったよ」。以前、英会話学校に通っていた時、
同じクラスに女医サンの卵がいた。「毎日、人の体を切ったりするのがイヤになっちゃって・・・」
「そうだよね。気持ちはわかる」「なので、タップダンサーになっちゃいました♪」と言って、目の前で
軽やかにタップを踊られた時以来の衝撃だった(笑)。医者の道を捨て、普通の会社に就職してOL
になりましたと言うならまだしも、なぜタップダンサーだったのか?と聞くと、「人を楽しませたいと思っ
たんです」という答えが返ってきた。Kさんは学生時代、サーカスでバイトしたのがキッカケで、クラウン
の道に入ったそうな。パントマイムやジャグリングも勉強して、営業はデパートや結婚式場、保育園etc.
活躍の場を広げている。スゴいなぁ。とっても感動した! 今は縁の切れてしまった友人の知り合いに、
チャックさんという日本人のピエロがいた。ストリートオルガンを弾き、「ピエロはね、地獄を見た人しか
なれないんだよ」と言っていたのを思い出す。Kさんが「チャップリンも寅さんもClownなんです」と教えて
くれた。メイクをしてる・してないは関係ないんだね。彼女がステージに上がる時は、1ヶ月の練習準備
期間が必要なんだそうだ。そのために、前の仕事を辞めている。それにしても、私にとって、クラウン業界
の話はワンダーランドだった。今度、彼女のステージがあったら、ぜひ見たいなぁ。Kさん、応援してるよ!
♪今日のお初♪ 渋谷・幸楽苑の塩ラーメン(390円)←コレで4種類の基本の味は、全て押さえたゾ。短期間によ~やるよ、ったく(笑)