おしん
未空父&母が揃って、「おしん」の総集編を見ていた。ちょっと~カンベンしてよと思ったが、TVの前に座ったら、
ゴハンもそっちのけで、しっかり最後まで見てしまった。な、何たる不覚(笑)。今となっては、「おしん」はあまりに
別世界だが、よくよく考えてみれば、100年前の日本の農民はこんな感じだったのだ。その当時に、カウンセラーは
皆無だったし、身体障害者や精神的に病んだ人は、座敷牢に閉じ込められる例も珍しくなかった。貧しい農民達は、
飢え死にという現実が、いつも隣にある生活であり、ただ毎日を「生きるために生きる」。おしんが外国でも放送され、
絶大な人気を誇ったのも、これに徹しているからだろう。おしんの脚本を書いた橋田壽賀子は「現代は不況だ、不景
気だって大騒ぎしているけれど、おしんが生きていた時代は、もっともっと厳しくて、食べ物もろくに食べられなかった。
そんな時代から比べれば、はるかに恵まれてるんです。だから、何とかがんばって生きていこうよという現代人への
応援歌です」と語っていた。貧しさの度合いが違う。私はこの時代の日本に生まれて、本当に良かったと思っている。
おしんがギックリ腰になったら、奉公先では許されない。まぁ、そんなヤワじゃないわな(笑)。Net心中がはびこる中、
「生きるために生きる」というシンプルマインドがキーワードになってくるような気がする。おしん、明日も見るぜぃ(笑)
♪今日の?漢字:媾っていた 「あっていた」って読むんだ? 師匠からのMailは漢字の勉強だな。学がない私にはありがたいっス。