メンター
新年会以来、2003年初、美老庵でのご対~面♪ 今日は、私の方が気合いが入っている(笑)。師匠はつくづく
「メンター」だなぁと思った。メンターとは、「裏切られる事を前提に、相手を信頼して、支援し続ける支援者。
自らも見本となる行動をとり、信頼される人物を目指している人」の事をいうのだそうな。3/3に始まった突然の
意識の変化のせいで、私のココロはジェットコースター状態に陥っていた(泣)。聞きたい事も山ほどあった。
師匠は、そんな私に「ハイ、次は?」と聞いてくれて、次々と明確に答えてくれた。本当にありがたい存在だ!
最後の方になって、「未空殿が最も変わった点は・・・」と言われ、ビクッ。一体、何を言われるんだろう?
「ムダな連呼がなくなりました」「はぁ? それってどういう事ですか?」「だってだってだってとか、絶対絶対
絶対って、よく言ってて、耳障りに聞こえた時がありました。今日はそれが1回もなかった。強調ではない連呼は、
自分に対する自信のなさの現われでもあるんですよ」「・・・全く気がつきませんでした」「未空殿の中で、自分の
発言や言語に対する自信が少しずつ出てきて、連呼する必要性がなくなったのでしょう。とっても良い事ですよ」
まさに、青天の霹靂だったが、目の前の師匠はニコニコしている。「私は話し言葉と書き言葉を、できるだけ一致
させるように努力してるんですよ。と言っても当然、話し言葉には間投詞とかが入るから、完璧にはムリだけどね」。
昔、「題名のない音楽会」というTV番組で、司会をしていた作曲家の黛敏郎は、その言葉遣いが見事だったらしい。
確かに、今日の私は、無意識のうちに、言葉を選んでいたような気がする。でも、言われなければ気がつかなかった。
「体が疲れているし、ストレスもかなり抱えているようなので、少し声のかすれはあるものの、今日の未空殿の感じは
良いですよ」とホメられた。無意識だっただけにビックリしたが、やはりうれしかった。また、今回はいかに、私の精神
構造が硬直化してるかを思い知らされた(泣)。3/3は、そのための意識改革だったのだ。やはり、自分に起こる事には
意味がある! 色々な気づきの嵐で、何より今後の様々な仕事に対する、基本的なスタンスが見えたのがうれしかった。
まずは、自分の心の闇を見つめ、その闇を作り出しているのは、他ならぬ自分自身であるという事を知る。その上で、
自他共に闇を照らす一筋の光でありたい・・・な~んて、カッコつけすぎだよなぁ(笑)。師匠と別れてからの帰り道、
何だか急に涙が出てきたが、そのまんま放っておいた。素直にポロポロ泣こう。悲しい涙じゃないんだから。いつも私
を見守ってくれて、「大丈夫だよ。未空殿ならやれるから!」と励まし続けてくれるメンターの存在は、本当に在り難い。
ただただ、ひたすら、このご縁に感謝した。師匠、今日は本当にお疲れ様でした。長~~~い時間お付きい下さいまして、
どうもありがとうございました! 師匠の名に恥じないよう、愛弟子未空は顔晴りますね。
♪今日のラララ~ン♪ 初めて「祐天寺」にお参りするコトができた。境内の桜が咲いたらキレイだろうなぁ。春はもうすぐ・・・