ちょっとイイ話⑰
広島のある高校で、足が不自由で言語障害のあるA子さんを、クラスのいじめグループが、
水泳大会の選手にムリやり選んだ。家に帰って母親に訴えたが「どうして、私がやります
と言えなかったの?」と言う。誰も自分の気持ちをわかってくれないとガッカリしたが、母親
が実は仏壇に向かい、涙を流して祈っているのを見て、出場を決意した。彼女は1メートル
を進むのに、2分もかかるのである。プールサイドの囃し立てる生徒の声が聞こえるばかり。
その時、背広を着たままプールに飛び込んだ男性が言った。「がんばるんだ。しっかりやる
んだ。あと少しだ」。励ましながら、一緒に進んだ彼は、その高校の校長だったのです。
笑い声は消え、声援が始まった。彼女が泳ぎ終わった時、みんな、そのいじめグループ
まで泣いていたのでした。
/山本 紹之介「言葉の散歩道」より
♪今日の感動♪ 素晴らしいヒーラーと出会った。やはり彼女は本物だった(泣)。非常謝謝!
ナマ拳、その他のスケジュールはこちら