先生
友人の紹介で、将来カウンセラーになりたいという女性と食事をした。話が盛り上がり、前菜からなかなか
進まない。友人が鍋奉行役を引き受けてくれたが、私が言いたい放題なので、メインのしゃぶしゃぶも止ま
りがち。オイオイ、きしめんが固まっちゃってるよ。みんな、早く食べないとさぁ。まだデザートも来るよ(笑)。
「そんな時、もし先生だったら、どうしますか?」「えっ? 先生って? もしかして私のこと?」「はい」
「い、いや、私は先生じゃないんで(汗)。未空でイイんですよ」「でも、やはり先生ですから」「い、いや・・・」
私は美老庵・師匠の愛弟子であり(笑)、太極拳のS先生の生徒であり、常に教えてもらう側に慣れている。
ぶっちゃけ、甘えているのだ。そんな時、突然立場が変わり、面と向かって「先生」と呼ばれると、まるで
サイズの合わない服を着せられてるようで、ミョ~に落ち着かない。「私も先生のように、自分の意見を
ハッキリ言える人間になりたいです」「いえいえ(汗)、単にワガママなだけですから。はーはっはっはっ」
未空弟2号以上に年の離れてる人と、話をしたのも久しぶりだった。カウンセラー志望の真面目な彼女は、
私の話を一生懸命に聞いてくれる。頭が下がるなぁ。それをイイ事に、私は調子に乗って、勝手なコトを
ベラベラしゃべってるだけ。もちろん、いい加減とかテキトーな話をしたつもりは全くないけど、何だか
申し訳ないよなぁ。ただ、100人のクライアントがいたら、100人のカウンセラーがいていいと思ってる
んでね。私はそんな100人の中の一人です。もし、ご興味があれば、ココロのお休み処“空庵”に遊びに
来て下さいね。今の私に言えるのは、そんな程度だ。全然参考にならないよな。頼りにならない奴だぜ。
帰り際、友人が「もう私達って、先生とか言われる世代になっちゃったんだよねぇ。しみじみ・・・」
「えっ、そうなの? でも先生なんて、おこがましくないかい?」「でも、相手はそう思ってないワケじゃん」
自慢じゃないが、私は決してお手本になるような人間ではない←キッパリ。せいぜい反面教師だな(笑)。
彼女の出現は、天から「しっかりせんかい!」と喝を入れられたような・・・ 新たなる気づきに感謝しよう。
♪今日の超オドロキ♪ 渋谷・ジャンジャン小劇場が、喫茶ルノアールに変身していた。ソレも占い付き(笑)