整形外科
ジモティー御用達の総合病院は、AM8:15から受付だというので、その前に行ったら、すでに40人待ちだった!
整形外科のまだ若い男性医師は、「本日はどうされました?」と聞くも、全くこちらを見ない。「階段から
落ちたんですけど」「痛むんですか?」「はい」「どこらへんが?」「背中のここ辺りです」と言ったら、
思いっきりギューギュー押しまくって、「打撲ですね。他には?」「左膝のここです」「見せて下さい」すると
ばんそうこうの上から、またギューギュー押す。「一応レントゲンを撮りますので、地下に行って、終わっ
たら画像を持って来て下さい」「はい・・・」とここまで会話するのに、ものの3分もかからなかった。まるで
「パッチ・アダムス」の映画を見ているようだった。主人公のロビン・ウィリアムスが数々の転職、自殺未遂を
繰り返し、精神病院に自主入院するが、ある患者との出来事がきっかけで、自ら精神科医になろうと決意する。
やっと自分の人生の方向性を見つけ、担当の精神科医に、早くここから出してくれるよう頼むシーンだ。彼は
コーヒーに砂糖を入れながら、甘さを確かめてるだけで、目の前の患者であるロビン・ウィリアムスを見よう
とはしない。患者がそんな彼の態度をなじると、ここから出さないと脅す。これが数十年前のアメリカの精神
医療現場の現実だった。ジャック・ニコルソン主演のアカデミー賞受賞作「カッコーの巣の上で」も、根底に
あるものは一緒だ。私は「パッチ・アダムス」の気分だった。初めに「こんにちは」の挨拶もなければ、痛い
と思われる傷の上をグイグイ押し、思いやりのカケラもない。私は傷ついているんだよ。痛いんだよ。だから
ここまで来たのに、もう少し優しく扱ってもらえませんか? レントゲンの結果、異常なし。腰が痛む、足の
付け根が痛むと言っても、「少し様子をみましょう。骨折してたり、ヒビが入ってたら、こんな何日もほっとけな
いですよ。痛み止めと湿布薬を出しておきますので」。相変わらず、私の方は見ない。手元のマウスを動かし、
処方箋をプリントアウトする。「それじゃ、今日はこれで結構です」。痛み止めを出したら、単に感覚をマヒ
させるだけで、私の本当の体の状態がわかるワケないじゃん?! 痛みは、体が発する大切な信号なんだ。
本日の診察代1680円。処方箋はその場で捨てた。意味ないもん。骨折やヒビの心配がない以上、後は痛みを
痛みとして、きちんと受け止め、自然治癒力を信じるよ。日々回復してるんだ。こんな医者に2度と用はない!
♪今日の初ラーメン♪ 前から気になってた博多ラーメン「一風堂」。やっぱ麺は、ちぢれ麺の方がおいしいと思う。