深切
禅の世界では、「親切」ではなく、「深切」と言うそうだ。2度と忘れないように、しかも説明しすぎずに
教え込むのが大事なんだとか。私は心に「深く切り刻む」と解釈した。頭でどんな立派な事を言ようが、
実際のその人の言動が全てを物語る。大切なのは3次元での魂磨きとわかっていても、なかなか磨き
きれない自分がいる。仏教には、「悟後(ごご)の悟り」という言葉があり、悟った後の言動が最も大事
なんだという戒めの意味だ。アラ探し、欠点探しの得意な私は、相手の矛盾や未熟さ、言動不一致etc.
他人の事は本当によく見える。私だったら、そういう事はしないな、言わないな。心の中で無責任に叫ぶ
だけ叫んで、気がつけば一人、境地に達したかのような錯覚に陥ってるのか? 悲しみ、疑い、侮蔑、落胆、
裏切りetc. 複雑な感情は全て、私から発しているのだ。「深切」は双方の胸に同じく刻まれるのだろうか?
♪今日の学び♪ ギフトはギフトとして感謝して受け取り、市井の人間である事の難しさ。ハードルは高くなっていく。
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