タイムマシン
どうしても映画館のスクリーンで、「タイムマシン」を見たかった。予告で見て興味をそそり、TVでおすぎ
が「素晴らしい映像美なのよ」と絶賛していたからだ(笑)。ストーリーについては、「?」という点も否め
ないが、何が素晴らしいって、その想像力の豊かさだ! タイムマシンに乗った主人公の教授が、
80万年後の地球に旅立つ。部屋の蜘蛛の巣が、バーッと高速で張り巡らされたかと思うと、温室の
バラがあっちゅー間に咲き乱れ、NYの街に高層ビルがニョキニョキ生え(笑)、大地が隆起していく。
砂漠化と緑化を繰り返し、グランドキャニオンができあがる。河が枯れたかと思うと、また水が溢れ、
蛇行していく。ロケットが月まで届き、氷河期が襲って来る。わずか数分のシーンなのだが、あまり
のリアルさと見事なCG画面に、ひゅーひゅーとジンガイさんお得意の口笛を鳴らし、手を叩きたく
なったぐらいだよ(笑)。いくらCGの性能が格段に上がったとはいえ、あくまで道具にすぎない。
夢を形にするのは、まず人間のアタマからだ。80万年後の地球は、石器時代に逆戻りしてる
らしい。いや、そもそも人間の進化なんて、地球年令に比べれば、わずか数分。その間、人間
は何度も絶滅を味わってきたに違いないんだ。今の私達は、地球の人類第何世代に当たるん
だろ? モーロック(地下に住む化け物)の餌として生きるエロイ族。彼らが住む崖っ淵の住居
のオモシロイこと! アジアン・テイストばりばりで、まさに私好み♪ すっごいデザイナーがいた
もんだ。私も思わず行ってみたくなったよ。この映画は是非、劇場で見てほしい。感性が刺激
される事、間違いなしです。ジンガイさんの想像力、恐るべしぃぃぃ!
♪今日のいいコト♪ 久々にイタリアンを食べたらおいしかった。そー言えば、ずーっと素麺だったもんなぁ。カボチャの冷製スープの美味なコトよ。