神戸製鋼に見る、10・10・10(テン・テン・テン)の法則
神戸製鋼の不正発覚で、
内定者が「人生を台無しにされた」
「内定は辞退する」
「父親に頭を下げて就留」
などの悲鳴が続出、
というニュースを読んだ。
不正の発覚自体は8月だったそうで、
「この時期まで内定者に黙ってるなんて、
ほんとクソだわこの会社」
と怒る人もいて、せっかく大手企業入れた
のに、みんな青天の霹靂だったんだろう。
「10・10・10(テン・テン・テン)の法則」
があるのを知ったのは、ちょうどココロの
お休み処“空庵”10周年の時だった。
信用、すなわちブランドを構築するには、
10年かかる。
しかし、そのブランドを失うのは、
たった10秒。
そして失った信用、ブランドを盛り返すには、
また10年かかるという意味だ。
神戸製鋼、然り。私が山田孝之に落ちた(笑)
「闇金ウシジマくん」では、
「人は嘘を平気でつく。
行動で示す奴しか、俺は信用しねぇ」
と言っている。私も常々思っていて、
「人を観る時は、言ってる事より、
やってる事」
これをクセづけると、そんなに人に
ダマされなくなるんじゃないかな。
仕事でも恋愛でも、基本は一緒だ。
でも、企業の不正じゃ、
いっくら何でも見抜けないよね。
ウシジマくんの名言
「一度なくした信用取り戻すのは、
最初に信用作るより大変なんだ」は、
「10・10・10の法則」そのものだ。
空庵は18年目に突入したが、
信用を失うのは、
たった10秒もあれば十分。
神戸製鋼を対岸の火事と思わず、
自分事と捉えて、気を引き締めていこう。