〇〇の切符をリレーしていこう
コクヨ会長・黒田しょう之助氏の先代は、
「信用は世間からもらった切符や。
10枚あっても、1枚使えば9枚になり、
また1枚使えば8枚、といった具合に
減ってしまう。気を許すと、あっと
いう間に信用がなくなってしまう。
特に“上が行えば、下これを習う”で、
上に立つ者ほど注意しなければいけない」
という名言を残している。
そうか、信用とは、
目に見えない切符なのかと。
信用が保たれていれば、
自分の代でその切符を使わずに済んで、
子孫に丸ごと残していけるもんね。
老舗はそんな切符を代々、
リレーしているのだろう。
虎屋って室町時代から、
500年続いている会社なんだって(ノ゜O゜)ノ
海外の空港で、
日本人はそのまま通されるのに、
中国人だと別室に連れて行かれたり、
サンディエゴにいた時も、
そのエリアで家を借りられるのは、
アジア人では唯一「日本人」だけだった。
これも長年にわたって築いた、
信用の切符があればこそなのだ。
私は見ず知らずの土地で、
その切符を「日本人」というだけで頂けた。
本当に有り難いし、護られてるなぁって。
思っている事、言ってる事、やってる事が、
一つになっていると、人は信用してくれる。
そして、それを裏切らないで、ずーっと
続けていると、「絶対」という信頼になる。
私も信用の切符をリレーして、
信頼の回数券を増やしたいと思う。