東岡崎「電波堂」に想う、栄枯盛衰の夜・・・
出張先で見たネーミングもレトロな「電波堂」は、
すでに閉店しているという。高度経済成長期には、
新しい家電を求めて、たくさんの人が訪れたに違いない。
その昔、バイト先の男の子が、東芝に就職が決まり、
みんなから羨望の的で、本人も満足げだった。だが、
そんな東芝も不正会計、9,500億円の赤字で、上場
廃止も現実味を帯びてきている。
大企業だから生涯安泰、ではもうないのだ!!
東芝のニュースを見ていると、池井戸潤の三菱自動車
リコール隠し事件をモデルとした「空飛ぶタイヤ」
を思い出す。2009年のWOWOWの連続ドラマは、
仲村トオル主演で見応えがあったが、2018年は
TOKIOの長瀬智也クン主演で、映画になるのか。
2014年の織田裕二主演の連続ドラマ「株価暴落」も、
ワンマン社長が経営する、問題山積みの家電量販店
VS 大手銀行の物語だった。最後までワクワクしな
がら見てたっけ。
池井戸さんは元銀行マンなので、リアリティーが
あるんだよね。この秋、「陸王」も役所広司主演
でドラマ化が決定。
池井戸さんの売れっ子ぶりは、ハンパないね。
だって、面白いもん(*^ー^)b
閉店した喫茶店などを見つけると、どこか切なく
なって、窓から店内を覗く事がある。昔、可愛
がってくれた先輩から、廃業したとのメールが
届いたので、懐かしの場所でランチに誘った。
それぞれに事情があるよね。そんな中で精一杯、
生きている。すっかりサビついた「電波堂」には、
どんな物語があったんだろう?
そんな事がふとよぎる東岡崎、栄枯盛衰の夜・・・