社会人の悪循環

ホーム >  未空ブログ > 社会人の悪循環

学生時代は、能力を測る物差しがほぼ一つで、それが学力。

いわば偏差値であり、模範解答がある世界だ。正解の数が

多ければ多いほど、テストの点数が高くなり、上のクラス

に行けるし、レベルの高い学校にも入れる。もちろん

スポーツなどの特技も評価の対象にはなるが、基本は学力

だろう。なぜかといえば、学生だからだ。これが社会人に

なると、能力を測る物差しが増え、何より模範解答となる

ものがない。偏差値のようなわかりやすい基準がなくなる分、

コミュニケーション能力が最も問われる世界となる。

単に仕事ができる、だけではダメで、時間のマネジメント

や会話力、表現力、性格など、問われるのは総合力だ。

「周りのレベルが低すぎて、自分の能力が思うように

発揮できない。もっと上のクラスの会社に行きたい」と

言う方がいて、転職活動をされているが、書類選考で

落ちている。今いる会社は、周りが皆バカに見えて、

話す気にもならないと言うが、それをすればするほど、

社会人としての総合力が、目に見えて下がっていく事に

気がつかない。でも、大人になればなるほど、それを誰

も注意してくれなくなるので、裸の王様に拍車がかかる。

更に職場で浮いた存在となり、転職を切望するものの、

うまくいかない。こうなると、悪循環のエンドレスだ。

学生時代に優秀だった人ほど、プライドも高いので、

これに陥りやすい。ここを抜け出すには、自分で気が

ついて改めていくしかないのだが、冷徹な眼差しを持つ

って、一番勇気がいるし、一番見たくない自分との対面

でもある。キーワードは「謙虚」さだろうか。相手は鏡

であり、今の私に、大切な事を教えてくれている。

気づけよ、自分。

ナマ拳、その他のスケジュールはこちら

たった一言でもいいので、コメント下さいね。

XHTML: 次のタグを使用できます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong> <img localsrc="" alt="">

*

twitterページ
facebookページ
Amebaブログ