2月2日は、ク〇〇〇を食べる日
2月より「如月」と呼ぶ方が、響きが美しいですよね。
寒いので、着物を重ねて着る月=衣更着(きさらぎ)
という説もあり、3日は節分、4日は立春、
12日は初午。それより何より、14日のバレン
タインがビッグイベントでしょうか。
おフランスでは、2月2日に行われる「La Chandeleur
(ラ・シャンドゥレール:聖母のお清めの日)」
という行事があって、これは「Chandelle(シャンデル)」、
英語でいえば「Candle(キャンドル)」からきて
いるんですね。元々、光を祝う行事で、それを通して
豊作や繁栄などを祈る習わしがあるそうです。
カトリックの世界では、12月25日にイエスが誕生
してから、40日後にあたる2月2日に、聖母マリアは
教会にてお清めを受け、これはユダヤ教の習わしで
大いに祝ったそうな。そして、おフランスでは2月2日は、
「クレープ」を食べる日なんですぅ(●^∀^●)
何でクレープなの?という素朴な疑問については(笑)、
春を待ち望むケルト人が、太陽の形をしたクレープ
をお祭りに使った。教皇がローマにやって来た
巡礼者に、クレープを食べさせてあげた。
クレープ発祥の地であるブルターニュ地方で、
この時期、ちょうど余った穀物を処分するため、
クレープを作るようになったなど、様々な説が
あるんですね。またオモシロい迷信があって、
2月2日にクレープを焼く時、左手にコインを
握りつつ、右手だけでフライパンを持ち、
できるだけ高く、クレープをひっくり返す。
それがうまく成功すれば、その年に幸運を
もたらすといわれているんですね。
あの有名なナポレオン・ボナパルトは、1812年2月2日、
このクレープ占いに挑戦して、5枚目に失敗して
しもーた。その年、彼はモスクワ遠征に失敗して、
退却する際「余の5枚目のクレープだ」と呟いた
んだとか。ナポちゃんったら、4枚目でやめときゃ
良かったものを、つい調子こいちゃったのね(* ̄m ̄)プッ
西洋と東洋の開運食材(?)が出揃ったところで、
2日はクレープ、3日は恵方巻きを北北西、
やや右に向いて食べるコトで、如月はめでたさ
2倍~2倍~ですなd( ̄◇ ̄)b