人間は、この世にたった一人でも、自分を心から信頼して くれる人がいれば・・・
大人気漫画「ワンピース」との出会いは、ドコモショップ in
池袋。その日はとても混んでいて、順番待ちの間、手に取った
「ワンピース」第1巻。そこに登場した“赤髪のシャンクス”に
突如、ハートをわしづかみにされて以来(笑)、アニメを熱心
に見るようになった。
人間はたとえ親や兄弟、身内などから辛い仕打ちを受けても、
それに取って代わる赤の他人から、十分に愛されたり、深く
信頼されれば、生きていけるのだと思った。「ワンピース」
には、そういうシーンがよく出てくる。
美老庵・師匠が昔、「人間はこの世にたった一人でも、自分
を心から信頼してくれる人がいれば、生きられるんだよな。
もし、そういう人間が誰もいないって言うなら、俺がその
一人になってやろうって決めたのよ」と話してくれた事が
ある。本人は、とーっくに忘れてると思うけどね(笑)。
私がまだ会社員だった頃、ハゲワシ社長にさんざん無能
呼ばわりされ、暴言の数々にズタボロになった時、
「無能な奴を弟子にした覚えはない」と言われ、心底救わ
れた思い出がある。弟子を取らない師匠に、押しかけて
弟子入りした際、一番最初に言われたのは、「俺に甘えても
いいけど、依存はさせない」だった。先生と呼ぶ人は今まで
もいたが、師匠と呼べる人は、今までもこれからも美老庵・
師匠、ただ一人。あれだけ人がウジャウジャいる渋谷で、
2度も職質にあってる(笑)ジュラキュール・ミホーク似の
師匠には、ロロノア・ゾロ並みの方向痴呆(←音痴を超えて
いる)の愛弟子がいる。こういうところもソックリだ(笑)。
出会いが人生を変える。師匠、私と出会って下さって、あり
がとうございます。感謝しながら、ご縁を大切にしていこう。