七夕の知られざる真実?

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七夕の主人公、牽牛(けんぎゅう)と織女(おりひめ)は恋人同士ではなく、
れっきとした夫婦であり、その上、2人の子持ちだった!
http://japanese.cri.cn/chinaabc/chapter16/chapter160106.htm

ってコトは、七夕って、そんなにロマンティックじゃないんじゃねっ? それも
織女は天帝の娘(※実際は孫娘となってるけど、これは違うと思うんだよね)で
何年も家出していた挙句に、牽牛の家に転がり込んだ、いわば押しかけ妻(笑)。

でも、まぁ後に一男一女をもうけて、牽牛と家族4人、仲良く暮らしていたので、
結果オーライなんだけどね。あーそれなのにそれなのに、天帝は孫娘を無理
矢理、天に連れ戻しに来るんだよね。いったい、何様?

織女はすでに2児の母でしょーが。ありえねーっ(-_-メ) そんな天帝には、
なぜか酷い后がいて、金の簪(かんざし)を使って、大空に線を引いた。ぬわ
~んとそこには広い銀河が現れて、牽牛と織女の間を塞いでしもーた。

オイオイ、夫婦が揃いも揃って、愛娘の幸せをどー考えてんだよ。まさにモン
スター・ペアレンツだよね(笑)。毎年旧暦の七月七日だけは、牽牛と織女が
ただ一度会う事を許され、その時は何千何万という大勢の鵲(カササギ)が
飛び交い、自らの体を繋いで橋を架け渡す。

これが「鵲橋」で、それを渡って牽牛と織女が落ち合うのであった。とはいえ、
牽牛はシングルファーザーなんだね。いずれこの子供達も、モンスター・
ペアレンツに奪われてしまうのだろうか? 心配の種は尽きない(笑)。

ちなみに、牽牛=彦星は鷲座のアルタイルで、織姫は琴座のベガ。この
「ベガ」と「アルタイル」と白鳥座の「デネブ」が作る大きな三角形を「夏の
大三角形」と呼ぶ。

また、七夕のお願い事はイマドキ短冊に書いているけど、 昔は短冊では
なく、「梶の葉」の裏に書いていたんだそうな。「梶の葉」は、信州の一宮
である諏訪大社の神紋としても有名で、実は私の産土(うぶすな)神社の
総本社が、この諏訪大社なんだよね。

梶の木は平安の時代から神聖な木とされ、神社の境内に植えられる
事が多く、神事に用いられたり、供え物の敷物に使われたりしている。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A2%B6%E3%81%AE%E8%91%89

現在残る唯一の公家・京都の冷泉家(れいぜいけ:祖先に藤原俊成・
定家といった勅撰和歌集の選者に選ばれた歌人を持ち、 代々和歌を
家業とする「和歌の家」)では、今でも七夕の行事「乞巧奠(きこうでん)」
で詠んだ歌を「梶の葉」の裏に書くのだそうな。

七夕って、何気に奥が深いやねぇ~☆

七夕に浜松町で行われた「心と体が喜ぶ癒しフェスティバル」の帰りは、ゲリラ豪雨に見舞われたが、私はその時たまたま、myブームである「つけ麺」を食べていたのでセーフ(笑)。ホント護られてるよね。浜離宮でも七夕の飾りが行われ、たくさんの短冊に彩られて綺麗だった。みんなの願いが叶いますようにo(^-^o)(o^-^)o

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