江戸時代から伝わる「稲荷鬼王神社」の干支由来、2013年は「巳」前篇
6/1付「江戸時代からの伝統を守る除災招福「稲荷鬼王神社」の厄除け」
から読んでね→ http://www.coo-an.com/blog/archives/16463
東新宿のパワースポット「稲荷鬼王神社」に導かれた際、この神社
が発行しているA4用紙の両面に書かれた、干支に関する記事が
とても興味深かった。以下、抜粋&引用させて頂く。
2013年は「巳」年。「巳」の字は、「止(や)む」を表す字と言われている。
物事が一旦、終わりを迎えると共に、新たに始まるという意味だと、稲荷
鬼王神社には伝わっている。
「巳」は時刻では、1日の半ばである正午に当たる事から、午前と午後が
変わるように、変革や物事の盛りでありながら、終わりと始まりを表す年
と言われ、何が起きるかわからないからこそ、何事にも動じない心構え、
不動心を持って臨めば、良き年と稲荷鬼王神社では言われている。
「己(おのれ)」の字を1本伸ばすと、「巳」の字になる事から自分自身
を知り、自分の長所を伸ばす事が実(み)、成果になる年。「巳」に1画
増やすと、「巴(ともえ)」になる。
巴の文字は、弓を射る時に弓を持つ左手首の内側に付け、弦が他の物
に触れるのを防ぐ弓具「鞆(とも)」に側面と形が似ている事が字の原点。
稲荷鬼王神社の門扉に向かって、左の社紋が「巴紋」といわれるのは、
「鞆」に描かれた渦巻状の紋様を「鞆絵(ともえ)」と称した事から。
さて、ちょっとここで未空からのツッコミ(笑)。巳の刻は午前9~11時で、
1日の半ばである正午に当たるのは、午の刻11~13時。だから、今でも
「正午」って言うでしょ? 午が使われてるのは、その名残なんだよね。
ちなみに草木も眠る丑三つ時というのは、丑の刻で夜中の1~3時。この
丑の刻=2時間を更に四等分した三刻目を「三つ」と言ったので、一刻は
30分の事。丑の刻が夜中の1時からスタートして、そこから三刻目だから、
丑三つ時=深夜2時半頃かな。
幽霊が一番出やすい時だよね。ってなワケで、もうすぐ丑三つ時なので、
そろそろオネムにしよう。くわばらくわばら・・・