巣鴨の隠れた名物、人生お初の「ヤツメウナギ」in にしむら

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日本では、ヤツメウナギは脂肪に富み、ビタミンAを多く含む食品として、
江戸時代から干物などが多く出回っていたそうな。実はこのヤツメウナギは、
巣鴨の隠れた名物で、鰻を焼き続けて80年、代々受け継いだタレと炭火
焼きを頑固に守り続けている「にしむら」というお店が有名だ。

だが、このヤツメウナギはいつも入荷されている訳ではなく、私は一度も
食べた事がなかった。「ときわ食堂」がリニューアルオープンした日、ふと
にしむらの前を通ると、「ヤツメウナギ入荷してます」という文字が目に
飛び込んできた。

一旦、通り過ぎたものの、お腹は減ってたし、これもタイミング♪という事で、
初めてお店に入ってみた。目的の「ヤツメウナギ重定食」の小を頼むと、
今は中しかないとの事で、「ヤツメウナギは初めてですか?」と聞かれた。

「普通の鰻とは別物なんですが、大丈夫ですか?」
「ええ、ヤツメウナギが食べたくて来たので」
「それなら結構です」

そ、そんなに違うのか。ワクワクしながら待ってると、運ばれて来たヤツメ
ウナギは、色が黒っぽく、小ぶりな感じだった。確かに普通のうな重とは
見た目も違うなぁ。

昨年が不漁で、今年は豊漁との事。冬がシーズンだそうだが、今年は
夏まで生きているという事で、これも異常気象の影響なんだろうか。
まずは一口。

か、固い、つーか弾力性に富んでいる? そして、ちょっと苦い感じも・・・

うーむうーむ、これは確かに同じウナギと名前がついてるものの、全くの
別物と考えて良いと思う。好みもハッキリ二分されるそうで、私はとに
かく人生お初のヤツメウナギだったため、今回、食べられた事だけで
満足だ。明らかに味覚の幅が広がったもんね。お値段2,700円。

∴次回は、フツーのうな重にしよっと(笑)

ナマ拳、その他のスケジュールはこちら

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