Gold ring solar eclipse後篇

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5/4付「Gold ring solar eclipse前篇」から読んでね。
http://www.coo-an.com/blog/archives/14793

日食が「日蝕」とも書くのは、太陽が虫が葉をはむように欠けるからだ
という。フリー百科事典「Wikipedia(ウィキペディア)」によれば、近代
天文学が確立する以前、多くの文明で日食や月食を説明する神話が
長い間語り継がれてきた。

これらの神話の多くでは、日月食は複数の神秘的な力の間の対立や
争いによって、起こるとされた。インドのヒンドゥー教の神話では、食が
起こる月の昇交点がラーフ(Rahu)、降交点がケートゥ(Ketu)という
2人の魔神として擬人化され、この二神の働きによって、食が起こる
と考えられた。

この二神が象徴する二交点は後に、古代中国で計都・羅喉(らごう)の
名で七曜に付け加えられ、九曜の一員を成している。中国では、日食
を天の警告とみなしており、よって統治者は日食の観測に非常に関心
を示し、そのため中国では整っていて、豊富な記録が残された。

日食は天狗が日を食べる事と見なされ、銅鑼(どら)を叩いて、天狗を
追い払わなければいけなかった。日食は大抵、天子の死や国の滅亡
を予告しており、兵乱や天下の大乱や、死亡や失地を引き起こすとした。

発生する災害の種類は、天象の具体的な表現からわかるとした。例えば、
日食が上部から始まれば、天子の政治に誤りがあり、横から始まれば
内乱や大きな兵乱が起こり、新たに天子が立つ兆しとし、下から始ま
れば、妃や大臣が自ら欲しいままにした。

また北京天文台には、日食神話を描いた石の彫刻があり、日食の原因
が説明されている。「金烏(太陽の象徴)の中心が、ヒキガエル(月の象徴)
によって隠されている。漢時代の人々は、この現象を太陽と月の良い組み
合わせと呼んでいた」

ここで金烏とは、金色(太陽)の中にいるという3本足の「烏(八咫烏)」
であり、ヒキガエルは月のクレーターの形に由来するものである。この
解説文からは、当時の文化において、天文現象としての事実の認識
と現象に対する愉快な見立てとが、両立していた事がうかがえる。

北欧のバイキング達の伝承を記した「スノッリのエッダ」では、スコル
と呼ばれる狼が太陽を常に追いかけており、狼が太陽に追いつくと、
日食になるという記述がある。そして、世界の終わりの日に、狼は
ついに太陽を完全に飲み込んでしまうという。

他の文化圏では日月食は驚くべき、かつ恐ろしい現象とする場合
も多かった。クリストファー・コロンブスが西インド諸島に航海した際、
服従の意思を示さない原住民を罰するために、日食を起こして
みせて(実際は日食の起こる日を知っていただけ)、パニックに
なった原住民が彼に服従したというエピソードは有名であるが、
文献上の証拠は怪しい。

日本の天照大御神の天の岩戸の神話は、日食を表しているとの
見方がある。計算上は邪馬台国の時期に、日本列島で日食が2回
起きた可能性があり、卑弥呼が死んだとされる247年と248年である。

特定された日食は、「日本書紀」推古天皇36年3月2日(AD628年
4月10日)が最古であり、それより以前は途中の文献がないため、
地球の自転速度低下により特定できない。

さーて、何をどう信じるか、信じないかは、全てあなた次第Again!

「スーパームーン現象、2012年5月5日に発生!」とNASAが発表した。スーパームーンとは、月と地球の距離が一番近くなる時に、通常よりも月が大きく、明るく見る事ができ、海の満ち潮が数センチ高くなったりする、という現象の事。月の軌道は楕円で、月と地球の距離は一定ではないため、こういった現象が起こるのだそうな。2012年のスーパームーンは、いつもより14%大きく、明るさは30%も増すとか。今夜の月が楽しみ楽しみo(^-^o)(o^-^)o Don’t miss it! この動画がわかりやすくてオススメ→ http://www.youtube.com/watch?v=kOplwuMTyS4&feature=player_embedded

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