灌仏会 in とげぬき地蔵尊・高岩寺
早朝に目が覚めた時は大体、何時頃かと予測を立てて、携帯の
時刻を見るのが習慣になっている。4:41か。♪よよよい、よよよい、
めでて~な(笑)。
4/8の「花まつり」は、お釈迦様の生誕を祝い、長寿を祈り、甘茶
を頂く日だが、今年は同じ4/8に、西洋のキリスト教の復活祭
(イースター)が重なる。
空庵事務所のある巣鴨・とげぬき地蔵尊においては、盛大な
「灌仏会(かんぶつえ:釈迦の誕生を祝う仏教行事)」が行われる。
信仰の町にふさわしい行事で、白象と共にお稚児(ちご)さん達が、
巣鴨の町を行列し歩くのだ。とはいえ、人混み絶対厳禁の私は、
「甘茶かけ」にだけ行こうと決めた。
線路脇の桜は満開で、見事に咲き誇り、期間限定「桜のトンネル」
地蔵通り商店街は活気に満ちあふれ、高岩寺の洗い観音には、
長蛇の列ができていた。
フリー百科事典「Wikipedia(ウィキペディア)」によれば、「灌仏会」
とは、日本では様々な草花で飾った花御堂(はなみどう)を作って、
その中に灌仏桶を置き、甘茶を満たす。誕生仏の像をその中央
に安置し、柄杓で像に甘茶をかけて祝う。
甘茶をかけるのは、釈迦の誕生時、産湯を使わせるために、9つ
の竜が天から清浄の水を注いだとの伝説に由来する。宗派に
関係なく、どの寺院でも行う。
俗にいう「花まつり」の名称は、明治時代にグレゴリオ暦が導入
され、灌仏会の日付の読み替えが行われた後の4/8が、関東
地方以西で、桜が満開になる頃である事から、浄土真宗の僧・
安藤嶺丸が提唱した。それ以来、宗派を問わず、「灌仏会」の
代名詞として用いられている。
お線香とお燈明を買って、お参りをした後、ココロの中で、♪Happy
Birthday Dearest Buddaと歌いながら(笑)、仏様に甘茶をかける。
そして、巣鴨じもてぃー参拝コースの猿田彦神社→江戸六地蔵尊
と周って、桜のトンネルで一休み一休み。穏やかで幸せな時間だなぁ。
お釈迦様の誕生日、最高にいい一日だ\(^o^)/